ワーホリをきっかけに大きく変わる!価値観や人生観の変化とは?

帰国後
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ワーホリでの一年を終え、日本に帰国すると海外に行く前には気付けなかったことや、価値観の変化があります。

もちろん、人によって影響力の大きさや内容は異なりますが、一年海外で働いたり、世界各国から来たいろいろな人と出会うことは、確実に変化をもたらします。

では、具体的にワーホリ後にどんな変化があるのか。

カナダへワーホリに行き、その後就労ビザを取得して1年半カナダで生活した筆者の体験をベースに予想される変化や気付きを共有します!

あくまで個人の主観です。
これからワーホリに行こうか検討している人や、今ワーホリで海外にいる人の参考になれば幸いです。

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たかが一年、されど一年。

ワーホリの一年はあっという間

ワーホリは、基本的に渡航した日から一年間しかその国に滞在できないビザです

一年

と聞くと、なんだか時間がたくさんある気がしますが、ワーホリで過ごす一年はあっという間に過ぎます

毎日が新しい出来事や経験の連続で、刺激的な生活を送っていると、気付いた時には半年を過ぎていた!

なんてことも多いです。

一年間で学校に通ったり、仕事をしたり…
日本からだとなかなか行けないような海外旅行を楽しんだりもします。

密度の濃い一年を過ごしていると、意外と一年はあっという間に過ぎてしまうものです。

あっという間でもいろいろ詰まった一年に!

あっという間に過ぎてしまった…

なんだか物足りないような、まだもう少しいたいような。
早く日本の家族や友達に会いたいような…

ワーホリの一年が終わる頃には、そんな複雑な感情を抱く人も多いのではないでしょうか。

そして、改めて自分のワーホリ生活を振り返った時に、そこには確実に変化や成長があるはずです。

ワーホリ後の価値観や人生観の変化

日本の常識は世界の非常識?常識を疑う

最も大きな変化は『常識』の認識の変化です。

日本では常識(当たり前のこと)と思っていたことが、実は世界の非常識だったことがカナダで生活している時によくありました。

例えば、日本では電車やバスの中で寝ている人をよく見かけますが、海外ではあまりそういった光景を見ることはありません

治安の良い日本では常識ですが、海外の電車やバスの中で居眠りをしていると、とても危険です。

金品を盗まれるリスクが高くなり、犯罪に巻き込まれやすくなるからです

たまに、日本から来た人が海外の電車で移動中に居眠りをしている姿を見かけることがありますが、はたから見ていてとても心配になります。

危機意識や警戒心が薄いのが、日本の治安の良さから来るものでもありますが、同時に、自分で危険を招く結果にもなりかねません。

人生における仕事の優先順位が下がる

私がカナダで最も変化したことのひとつが、人生における仕事の優先順位が下がったことでした

最近では日本でもワークライフバランスが叫ばれるようになりましたが、いまだに職種によっては残業が当たり前のようにあったり、休日出勤や仕事を家に持ち帰ったり…

せっかくの土日休みはとにかく疲れを癒すための日。
日曜はサザエさんを見て『サザエさんシンドローム』になっている…

休日のために毎日を生きているような日々。

私はまさにそんな働き方、生き方をしていました。

しかし、海外に行くと、仕事よりも自分のプライベートを大切にしている人がとても多いことに気付いたのです!

自分の仕事が終わったらさっさと帰宅。
ジムやランニングといったアクティビティーに熱中したり、平日の夜から友達や同僚と飲み会を楽しんだり…

家族や恋人の誕生日や大切な記念日があれば、そちらを優先して仕事を休む、早退するは全然OK。

仕事に自分の人生が支配されていない

仕事や働くことは生きていくために必要だけれど、まず自分の人生を充実させる方が大切

という考え方や生き方があることに驚きました。

友達のあり方と関係性の変化

日本の友達との関係性が変わったのもカナダに来てからの大きな変化でした

それまでは毎週末のように誰かと会って食事をしたり、出掛けたりしていたのが物理的に会えなくなったから。

というのもありますが、日本に帰ってきてからも以前のように頻繁に出掛けることが少なくなりました。

日本でひとりで食事をしたり出掛けたりすると「友達がいない人」と思わそうだったので、必ず誰かを誘って出掛けていた私も、カナダでひとりで生きていけてからは、ひとりで何かをすることが特に気にならなくなりました。

カナダでは、ひとりカフェは当たり前。
ひとりラーメン・ひとりレストラン・ひとり観光地巡りなどなど…

いろいろな「ひとり○○」を楽しみました!(笑)

それがぼっちというわけではなく、その場面で出会った人と会話がはずんだり新しい出会いがあったりと、いろいろな形で人とのつながりを感じることができました

自己主張は悪ではない

日本で自己主張が強いと、扱いにくい、協調性がないと見られがちです。

はっきりと物を言うよりも、周りの空気感や雰囲気を感じ取って合わせられる方が日本では生きやすいですよね。

私もカナダに行ったばかりの頃は、周りの意見に乗って

I think so.
Me too.
I guess so.

を連発していました。

そうすると、相手は「あなたはどう思うの?」と私の意見をしっかり尋ねてくるんですよね。

同じ意見であっても、相手と100%同じはあり得ないから

自分の意見をはっきり伝えることは悪ではなく、むしろ大切なこと
それを実感できたのはカナダでのワーホリ経験があったからでした。

女性が輝けるのは結婚だけじゃない

30歳になるまでに結婚しなきゃ

そう思う30代前後の人、多いのではないでしょうか。

特に女性だと30歳になる頃には周りの友達や知人が一気に結婚しだして焦ったり、30歳になることに強い抵抗を抱いたりする…

私もまさに身近でよくそんな話を聞く世代のひとりですが、海外に行ってからその感覚はだいぶ変わりました。

30代になって、よりひとりの女性として活躍している人もいれば、家庭を持って生き生きしている人もいる。

結婚することが全てなのではなく、女性が自分らしく生きている

その人らしく生きられる雰囲気があるのは、日本にも欲しいところだと思いました。

恋愛の形は人それぞれでいい

特にカナダは、LGBTQや世界各国から集まる移民に対してとてもフレンドリーな国です

様々なバックグラウンドを持っている人が、共に社会を築いている構図は、なかなか日本では見られない部分です。

そういった環境で一年生活して、恋愛の形って本当に人それぞれでいいんだとひしひしと感じました。

日本ではLGBTQをほとんど知らなかった私も、カナダでの生活を通して、様々な恋愛や結婚の形があることや、愛し合っていても、家族からの理解を得られないことがあるのも知りました。

そういった日本ではマイノリティーと言われる人たちの背景やリアルを知れたことは、価値観が変わる大きなきっかけになりました

ワーホリ後に見つけた日本の良さトップ3

ワーホリで一年間海外生活を送ったことで、価値観や人生観といった内面の変化を実感するのと同様に、改めて日本の良さも発見します。

1、ご飯がおいしい!

1つ目は、やっぱり日本のご飯はおいしい!ということ

私はカナダでのワーホリだったので、比較的日本食レストランや日本の食材を購入できるスーパーなども多くありましたが、ワーホリをする場所によっては、日本食が全く手に入らない所もあります

そういった所で生活する人にとっては、日本の食材が食べられないことはかなり大きなストレスになるのではないでしょうか。

日本食はヘルシーで味付けも日本人好みで、やはり恋しくなるものです

海外の食事もおいしいですが、やはり日本食のおいしさは世界一だなと海外に出て改めて実感できます。

2、治安の良さ、街中の清潔レベルが高い!

2つ目は、治安の良さと街中の清潔レベルが高いこと

先ほども少し触れましたが、日本の電車やバスの中で寝ていても、ほとんど犯罪に巻き込まれることはありません。

終点の駅に着けば、駅員さんがご丁寧に起こしてくれたり…

それができるのは世界できっと日本だけ

治安が良くて、公共の場で無防備になっても犯罪に巻き込まれないという安心感があるからですよね。

また、街中もガムやゴミが落ちていることは少なく、きちんと清潔が保たれています

最近では街中に設置されているゴミ箱の数も減りましたが、ポイ捨てをする人は少ないですよね。

ずっと日本にいる時は当たり前でしたが、一度海外で生活してみると、決して当たり前のことではなく、素晴らしいことであるのが分かります

3、時間に正確な交通機関

3つ目は、時間に正確な交通機関です

日本の電車、特に本数の多い場所だと、電車がたった3分遅れただけで、ホームアナウンスで「3分遅れております。申し訳ございません」と流れます。

ワーホリ経験者あるあるだと思いますが、海外の交通機関は遅れることが頻繁すぎて、むしろ時間通りに来ることの方が少ない

アナウンスが入るのは15~30分近く遅れるような時だけ。
それ以外の数分の遅延は許容範囲内です。

ワーホリから戻ってきて日本の電車に乗ると、謝罪アナウンスの多さに驚くことがあります

たった3分くらい、駅員さんのせいじゃないんだから謝らなくても…

と思えるほど寛大になれるはず?(笑)

番外編:トイレの個室のドアに隙間がない!

これは番外編ですが、ワーホリから戻ってきた人は共感できるであろう「トイレの個室のドアに隙間がないこと

カナダやアメリカのトイレの個室はドアの上下がかなり開いています

どのくらいか…

場所によって様々ですが、確実座った時にふくらはぎは見えますね…

個人的にはそれがとても恥ずかしくて、隣の個室の下の部分が少し見えることもあって、なかなかリラックスできませんでした。

日本だと、上の一部は開いていても、個室感がしっかりしていて、比較的リラックスして入れますよね。

しかも、日本のトイレだと便座が温かくなっていたり、音姫がついていたりとトイレのクオリティーがレベル違いですばらしい!

本当にトイレのクオリティーの良さには改めて感動しました。

まとめ

ワーホリ後に感じる価値観や人生観の変化、改めて気付く日本の良さなどについて主観たっぷりに紹介しました。

あくまで今回紹介した内容は、私がワーホリ後に感じた自分自身の変化です。

一人ひとり、それぞれがワーホリで自分だけの経験をします。

その経験が帰国後のあなたの感覚や価値観を変えるものです。
ぜひ、ワーホリでいろいろな経験を重ねてきてください!

新しいポイントから物事を見たり考えたりできるのは、とても楽しいし面白いですよ。

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