ワーホリや留学などでバンクーバーに来て、シェアハウス探しをする時に考えるのが「どこに住むか」ですよね。
バンクーバーのローカルな雰囲気やカナダの自然を感じられる所。
でも、あまり田舎過ぎるのも困るから、ダウンタウンにアクセスしやすくて、買い物に便利な場所で…
そんないいとこ取りの所なんてないか…
と諦めてしまう方に朗報!
今回紹介するマリンドライブ駅周辺は、まさにいいとこ取りの欲張りなあなたにピッタリの場所です。
私も3か月ほどマリンドライブのシェアハウスに住んでいたのですが、駅周辺の施設やバスも充実していて、とても住みやすかったことを覚えています。
今回は意外と知られていないバンクーバー、マリンドライブの魅力を紹介します。
別の記事では、人気のメトロタウンにも近いジョイスで暮らすメリットも紹介しています。
合わせてご覧ください。
この記事内のカナダドルの円換算は1カナダドル=83.58円
(2021年2月時点)
マリンドライブ(Marine Drive)の特徴
マリンドライブ駅(Marine Drive Station)
かわいくておしゃれな名前ですよね。
名前から「海が近くにある?」と想像しますが、駅周辺には海はありません(笑)
場所
ダウンタウンとバンクーバー国際空港やリッチモンドを結ぶスカイトレイン、カナダラインにあるのが、マリンドライブ駅(Marine Drive Station)です。
マリンドライブを超えると空港やリッチモンドまで行けるので、遠くにあるように感じますが、スカイトレインやバスが充実しているので、かなりアクセスしやすいです。
ダウンタウンまでのアクセス
マリンドライブはダウンタウンから少し距離があるのですが、スカイトレインやバスなど交通機関が充実しているので、そこまで遠く感じません。
カナダライン:所要時間約15分
スカイトレインのカナダライン、1ゾーン最終駅のマリンドライブ。
次の駅からは2ゾーンになり、コンパスカード(バンクーバーの交通ICカード)の料金も上がるため、ダウンタウンから帰る時には多くの人がマリンドライブより前の駅で降りていきます。
バス:所要時間約30分
マリンドライブの駅からはいろいろな方面に向かうバスがあります。
バス停もかなり広いので、最初の頃は自分のバス停を見つけるのも大変でした。
ちなみに、マリンドライブ周辺からは、カナダラインを使わずバス一本でダウンタウンに行くことも可能です。
私が住んでいたシェアハウスは、グランビルストリートのそばにあったので、バスでダウンタウンのグランビル駅まで乗り換えなしで行けました。
ダウンタウンに行く手前で降りれば、観光地として人気のグランビルアイランドにも行けますし、乗車中に窓から見えるダウンタウンのビル群とその後ろにある山々の景色もきれいですよ。
マリンドライブのシェアハウス物件は?
ワーホリ当時に住んでいた物件
実は、私が初めて住んだシェアハウスの最寄り駅がマリンドライブでした。
当時の物件を少し紹介します。
<ロケーション>
マリンドライブ駅からバスで15分、徒歩で25分
※バスが頻繁に出ているので、歩いたことはありません(笑)
<家賃>
600ドル(約5万円)
<シェアメイト人数、部屋のタイプなど>
・日本人女性5人、キッチンとバスルームシェア
・セカンドルーム(部屋鍵付き)
…収納充実、ダブルサイズのベッド、日当たり良好
・徒歩5分圏内にスーパー、スタバ、銀行など
・バス停まで徒歩3分!
・管理人は日本人なので、物件に関する相談は日本語でOK
私はバンクーバーに1年半暮らして、4回シェアハウスを引っ越していますが、その中でもかなり良い条件だったと思います。
10分程歩けば散歩にぴったりの公園や、バンクーバー国際空港に離着陸する飛行機が見える見晴らしのいい場所など、気晴らしができるスポットもありました。
良質物件があり長く暮らす人が多い
ダウンタウン郊外にあり、ベッドタウンでもあるマリンドライブには、部屋も広く、手頃な家賃の良質物件があります。
そのため、一度住むと、長く暮らす人が多いです。
何度も引っ越しは大変ですからね(笑)
長く暮らす人が多いため、募集している物件を見付けるのは大変ですが、タイミングさえ合えば良質物件を見付けられる可能性も高いといえます。
私がマリンドライブのシェアハウスに住んでいた当時、シェアメイトの中には半年や1年以上住んでいる人もいました。
入れ替わりが激しくなく、長く住める物件というのは安心感がありますよね。
家賃相場
マリンドライブ近辺のシェアハウスの家賃相場は、物件の状態や部屋のタイプによって差がありますが、セカンドルーム(バスルームとキッチンはシェア)で大体500~800ドル程度(約4万~7万円)です。
元住人がおすすめするマリンドライブ5つの魅力
1、駅直結のショッピングモールがある
マリンドライブの最大の魅力は、駅直結のショッピングモールがあることです。
日本だと当たり前ですが、スカイトレインの駅では駅直結ですぐ買い物ができる場所は少ないです。
駅の近くにお店があっても、スタバかファーストフード店、ピザ屋といった飲食店が多く、食材や生活用品を買えるお店がありません。
マリンドライブ駅にはマリンゲートウェイ(Marine Gateway)というショッピングモールが改札を出てすぐにあり、雨に濡れずに買い物ができます!
マリンゲートウェイ店舗
- スーパー(T&T)
- スタバ
- ティム・ホートンズ
- 銀行
- ドラッグストア(Shoppers)
- リカーショップ
- WINNERS
- 映画館 など
2、閑静な住宅街で治安が良い
マリンドライブ周辺には車通りの多いストリートがありますが、そこから一本道を入ると、閑静な住宅街になります。
治安も良く、ホームレスを見かける機会も少ないです。
ファミリー層も多く暮らしており、小学校や子どもたちが集まる公園などもあり、安心して子育てできる環境であることが分かります。
治安が良いからこそ、ファミリー層も安心して生活することができます。
3、人気のキツラノエリアにも行ける
バンクーバーの中でもおしゃれなローカルカフェやレストランなどが集まるエリア、キツラノにアクセスしやすいことも魅力のひとつです。
人気のキツラノですが、ダウンタウンからだと少しアクセスしづらいのが難点です。
マリンドライブ周辺からは、乗り換えなしでバス一本で行けるのもポイント!
私がマリンドライブに住んでいた当時、休みの日はよくキツラノに出掛けてカフェ巡りをしていました。
細い道を入っていくと、住宅街の中に可愛らしいローカルカフェを見つけることもあり、いつもわくわくしながら探検していました。
4、自然を感じられる場所がある
公園や川など、自然を感じられるスポットがあることも魅力のひとつです。
私の住んでいたシェアハウスの近くにも公園や遊歩道など、自然を満喫できる場所がたくさんありました。
ダウンタウンではなく、郊外のシェアハウスを選ぶ人の中には、カナダのローカル感や自然を味わいたいという人も多いのではないでしょうか。
マリンドライブはそんな人におすすめの場所です。
5、シェアハウスの家賃が安い
シェアハウスの家賃が安いことも、ワーホリや留学で来ている人におすすめのポイントです。
ダウンタウンでセカンドルーム(キッチンとバスルームシェア)の物件だと、安くても750ドル(約6万円)高い所だと1000ドル(約8万円)という所もあります。
先ほども紹介したように、マリンドライブなら500ドル~800ドル程度。
しかも部屋は広いし、近くに自然もたくさんあるとなると、ポイントが高いですよね。
マリンドライブは1ゾーンの最終駅でダウンタウンから距離があることや、築年数が経っている家が多いことなどから家賃が安いです。
私が住んでいたシェアハウスは、築年数は経っていましたがしっかりとリノベーションされていたので、内装はそこまで劣化している印象はなく、セントラルヒーター(暖房)もあり快適に過ごせましたよ。
まとめ
バンクーバーに暮らすならぜひ一度住んでみて欲しい場所、マリンドライブ。
バンクーバーのローカルな雰囲気が感じられて、生活しやすい環境が整っている場所です。
少し足を伸ばせばキツラノビーチやおしゃれなローカルカフェなど、ダウンタウンでは見つけられないすてきなスポットを見つけることもできます。
シェアハウスでどこに住もうか迷った時に、マリンドライブで募集している物件があれば、ぜひ一度内見だけでも行ってみてはいかがでしょうか。
ポイント
<マリンドライブの特徴>
・カナダラインの1ゾーン最終駅
・ダウンタウンへアクセスしやすい
(カナダライン:約15分)
(バス:約30分)
<元住人がおすすめするマリンドライブ5つの魅力>
1、駅直結のショッピングモールがある
2、閑静な住宅街で治安が良い
3、人気のキツラノエリアにも行ける
4、自然を感じられる場所がある
5、シェアハウスの家賃が安い