カナダとアメリカ留学経験者が語る10の語学学校あるある!

カナダ留学
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語学学校ってどんなところ?

「英語を勉強するところ」という漠然としたイメージはあっても、具体的な雰囲気までは分からないですよね。

私は学生時代にバンクーバー、社会人になってからはロサンゼルスの語学学校に短期留学をした経験があります。

アメリカとカナダで、国も通った学校も違いましたが、それぞれ似た部分やよくあることなど共通することが多かったので、今回は語学学校あるあるとして紹介していきます。

語学学校に通ったことのある人なら、思わず「あるある」と思うリアルな内情を紹介しています。

これから時期を見て語学学校に行くことを予定している人には、より鮮明なイメージが持てる内容です!

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語学学校ってどんなところ?

英語を母語としない人が英語を学ぶための学校

そもそも、語学学校とは英語を母語としない人が英語を学ぶために通う学校です。

日本だと日本語学校という語学学校があるように、その国に学校を構え、言語だけではなく、文化や習慣といったものも学べるのが語学留学です。

英語を勉強するために語学学校に通うとしたら、アメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランドといった欧米の英語圏に学校があるイメージがありますよね。

実は最近ではフィリピンインドネシアといった東南アジアへの語学留学も注目されていて、欧米よりも日本に近くて安く通えると話題になっています。

英語を学べる方法や語学学校のスタイルは、時代と共に更新され続けています。

年齢制限はなく、親の承諾があれば何歳からでも入学可能

語学学校の多くは年齢制限がなく、未成年でも親の承認があれば何歳からでも入学可能です。

もちろん、対象年齢を定めている学校もありますが、私が通っていた時には、母国の学校のプログラムの一環ということで13歳の中学生が入学してきたことがありました。

もちろん、年齢の上限もないので、高齢の方でも通うことができます。

私が出会った中での最高齢の学生さんは77歳の日本人のおじいさまでした。
奥さんと一緒にカナダに来ていて、奥さんが観光を楽しんでいる時間、自分は英語を勉強したいと午前中だけのクラスに参加していました。

若者と机を並べてアクティブに発言をされる姿がとてもすてきでした。

入学式や卒業式はなく、毎週月曜日が入学日

語学学校には、普通の学校で行うような入学式や卒業式はありません。
基本的に毎週月曜日が入学日で、金曜日に最終日を迎えるといったスタイルをとることが多いです。

多くの語学学校で、最短で受講できる期間が一週間となっていることから、月曜始まりの金曜終わりが定着しています。

なので、毎週誰かが入学して誰かが去っていくといった、クラスのメンバーの入れ替わりが激しいのも特徴のひとつです。

10の語学学校あるある!

振り返ると、私はバンクーバーで1週間ロサンゼルスで1週間、そしてワーホリでバンクーバーに戻ってきて、また語学学校に6か月

かなり語学学校で時間を過ごしてきたことに気付きました。

そこで、今回はそんな私が気付いた語学学校あるあるを紹介していきます。
これを読めば、語学学校のリアルなイメージが持てるはず!

1、「日本人率が低い」とあるのに周りは日本人ばかり?

語学学校を選ぶ時にポイントになるのが、日本人率
その学校にどのぐらい日本人が在籍しているかという割合。

せっかく海外まで英語を学びに来ているのに、日本人しかいないクラスだったら日本で勉強しているのと変わらない!

そこで、多くの人が注目するであろうポイント、日本人率

学校案内には「日本人率低め」とか「国籍制限20%未満」といった表現あり、それなら日本人もきっと少ないだろうと思って通い始めたら、まさかのクラス15人中13人日本人だった!

ということは意外とあります。

でも、それは語学学校側のウソ情報というわけではありません。

語学学校の日本人率というのは、タイミングによって大きく変動します。

例えば、学生の夏休み春休みといった長期休暇の時期には、大学生や高校生の留学生が増えるため、日本人率が上がります。

一方で、秋や冬といった通常の学校がある時期は、日本人率が低くなる

また、クラスのレベルによっても日本人率は変わります。
特に初級~中級レベルに多い傾向です。

どうしても日本人率が少ないクラスがいい人は、上級クラスを目指してみましょう。

2、週末の予定や週末の過ごし方についてよく聞かれる

授業内では、文法やイディオムといった英語の勉強だけではなく、先生から何気ない日常会話を投げかけられることがあります。

その中でもダントツで多いトピックが、週末に関すること。
週始めなら週末にやったことや出掛けた場所について、金曜なら週末の予定について聞かれます。

渡航したての頃は、毎週末予定があって返事に困ることもないのですが、お金もかかるし、毎週末出掛けてもいられない。
というか、正直週末はゆっくりしたいと思う人も多いですよね。

最初は「英語でなんて答えよう」ということに悩んでいたのが「週末何するって答えよう」という悩みになっていきます。

そんな時に私がよく使っていたのは

Just chilling.(ゆっくりしてた)
Nothing special.(特別なことはない)

ただ、こればかり繰り返していると、相手を突き放したような印象を持たれることも多いので適度に使うのがポイントです。

3、真冬なのにものすごく薄着の人がいる

これは、欧米あるあるかもしれませんが、真冬でも半袖やキャミソールといった薄着の人が多いです。

実は、カナダやアメリカの建物内は冬でも暖房が効いてかなり温かいんです!
時には暑すぎるぐらい。

だからかもしれませんが、外から入って来る時にはコートやジャケットといった上着を着ているのに、脱いだらノースリーブという人も!

外は雪が降っているような気温でも、室内にいる人たちの服装を見ると春?夏?
季節感覚が狂います。

セーターや厚着をしていると「暑くないの?」と聞かれることも。
私は逆に「寒くないの?」と聞きたいです(笑)

4、年上、年下の概念なく友達になれる

日本だと自己紹介をして、そのまま年齢を聞くことはよくある流れですよね。

先輩、後輩文化の強い日本では、自分より年上の人には敬語。
年下の人にはタメ語など、相手の年齢によって言葉遣いや態度を変えることもよくあります。

一方で英語環境だと、敬語タメ語といった線引きが薄いので、年齢を聞くことはあっても「年上だから」「年下だから」といった区別なく、年齢関係なく同じようにかかわります。

私が語学学校で一番仲が良かったペルー人の友達は、私より10歳年下の女の子でした。

価値観や感性といった年齢を超えた部分で共感できたので、仲良くなれたんだと思います。

年齢という概念にしばられずに、人間関係を築けるのも海外の語学学校ならではの魅力です。

5、ランチは基本サンドウィッチかピザ

ホームステイをしている人にとってもあるあるだと思いますが、ランチは高確率でサンドウィッチです。

そして周りを見ると、他のクラスメイトもサンドウィッチか、たまにピザ
という留学生あるあるを垣間見ることもできます。

手軽にできて、すぐ済ませられるという便利さもありますが、さすがに毎日サンドウィッチだと飽きてくるので、時々別のお昼ご飯を持ってきている友達と交換している人もいました。

Sick of Sandwich!
(もうサンドウィッチはうんざり!)

という声もよく聞きます。

6、全然授業を受けてないのに英語ペラペラな学生がいる

学校によって決まりや制度は違いますが、厳しいところだと5分以上の遅刻すると入室禁止だったり、無断欠席を3回以上すると修了証明がもらえないということもあります。

入学金授業料といった費用もかかっているので、自腹を切って来ている人は、かなり真面目に参加するのですが、中にはほとんど学校に来ない生徒もいます。

または、来ても寝ているだけだったり、スマホをいじっていたり、全然授業を受けている様子がないのに、誰よりも英語が喋れるという人がいます。

語学学校に来る人の多くは、英語を勉強するために来ていますが、中には母国の高校や大学のプログラムや、進学のために必要といった本人は不本意で来ている人もいて、そういう人の中には明らかにやる気がない人もいます。

「英語喋れるなら、語学学校なんて来なくていいのに」
と思いますが、学校のプログラムとして行かざるをえないと言われると、なんだかうらやましいなと感じてしまいますね。

7、5分前行動という概念はない!オンタイム!

日本で9時始業と言われたら、10分前、遅くても5分前にはその場にいるように行動しますよね。

しかし、語学学校で生徒が全員集まるのはオンタイム、つまり始まる時間ぴったり、なんなら少し遅れて全員揃うことが多いです。

先生でさえも早く来る先生は少なく、9時から始まる授業なら8時57分ぐらいに来るという人もいます。

特に月曜の朝は、誰しも憂うつな気持ちになるのは万国共通のようで、明らかにクラスの集まりが悪いです。

私が通っていた時には、15人いるはずのクラスに、月曜の朝は3人しかいなかったこともあります。

8、ペンケースなんて不要!ペン1本で勉強?

学校に通うとなれば、ノートファイル筆記用具を入れるペンケースなどを持参する人が多いですよね。

しかし、語学学校で見ると、ペン1本とテキストと紙切れで授業を受ける海外の学生が多いです!

しかもそのペンも、よくある三色ボールペンみたいなものではなく、ホテルの部屋についているようなシンプルなもの。

それだけでよくノートできるなと思ってしまうほど。

逆に、日本人が持っている消せるボールペン(フリクションボールペン)や、カラフルなラインマーカーなどに海外の学生は興味を持つらしく「それ見せて!」とペンケースの中身をまじまじと覗かれ感動されたことがありました。

9、おしゃれよりも機能性重視のファッション

日本で私服OKの学校に通う時、毎日何を着ていこうか悩んでしまいますよね。

社会人になっても、特に女性だとオフィスカジュアルの服装選びにお金時間を費やすのではないでしょうか。

語学学校に通っている時に感じたのは、服装は機能性が一番ということ。
通っている学生のほとんどはパーカージーンズスウェットリュックといった機能性重視の服装です。

スカートやパンプスといったおしゃれな服装を着ている人はほとんどおらず、たまにスカートやワンピースを着ていると「今日はパーティーでも行くの?」と聞かれるほど。

朝起きてそのまま来たようなすっぴん、髪ぼさぼさという人もいますし、そこまでファッションにこだわらなくても誰も気にしないです。

買う服もコーディネートに悩む時間も減るので、女子はかなり過ごしやすいでしょう。

10、英語よりスペイン語や韓国語を覚える方が楽しい

語学学校の最大の魅力は、世界中から集まる様々な国籍の人とかかわれることです。

それぞれ違う文化言葉を持っていて、知れば知るほど世界は広いということを実感できます。

お互い英語は第二言語で勉強途中だったとしても、それぞれの母国語はペラペラなわけですから、仲良くなると互いの母国語レッスンをするようになるのも語学学校あるあるのひとつです。

英語は勉強しているので、なんとなく知っていますが、スペイン語や韓国語など他の言語は初めて聞く発音や言葉も多くて、とても興味深いです。

スペイン語は英語より発音しやすくて、簡単な挨拶程度であれば誰でもすぐ覚えられます!

そして、メキシコ人やチリ人といったスペイン語圏の友達にスペイン語で挨拶をするととても喜んでくれます。
日本人でも海外の人が日本語を覚えて、日本語で挨拶してくれたら感動しますよね!
それと同じです。

また、韓国語は文法や発音も日本語にとても近いので一番覚えやすく、私の友人はカナダで韓国語をほぼマスターして、韓国人と韓国語と英語をミックスしながら会話できるまでになっていました。

まとめ

語学学校とは何か、そして語学学校あるあるを紹介しました。

世界各国のいろいろな国籍、人種の人と出会える機会なんてなかなかないので、一度経験してみるととても面白いです。

英語を勉強するだけではなくて、お互いの文化や言語、価値観の違いといった様々なことを学べる語学学校。

最近では生涯学習という言葉もよく耳にするようになりましたが、何歳になってからでも英語を勉強することはできます!
ぜひ、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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