ワーホリや留学などで中長期間カナダに滞在する人に欠かせないもの。
自炊をするために必要なスーパーマーケット情報。
私が初めてバンクーバーで買い出しに行く時に、どのお店に行けばいいのか悩みました。
そこで、バンクーバーに1年半滞在しいろいろなスーパーを巡った私が、その中から厳選したおすすめのスーパーを紹介します。
※カナダドルの円換算は1CAD=92.12円(2022年3月時点)
生鮮食品のクオリティーを求めるならココ!
バンクーバーのスーパーに共通していることですが、食品の鮮度は日本と比べると劣っていることが多いです。
※ファーマーズマーケットのように、農家が直営で販売しているような所は新鮮ですが、今回は一般的なスーパーマーケット全般の話です。
トマトやミカンといったすでにパック詰めされている野菜だと、袋を開けたら奥の方が腐っていたこともありました。
そのため、スーパーでは念入りに商品のクオリティーをチェックする必要があります。
その中でも、私が「ここなら新鮮な食品が手に入る」とおすすめできるお店を紹介します。
1、IGA
IGA(アイ・ジー・エー)の1番のおすすめは精肉。
肉の種類も多く、質も良い。
そして何よりコスパが最強!
特に鶏肉や豚肉は、ファミリーパックでたくさん入っている物の方が割安です。
私はファミリーパックを買って、その時使うもの以外はまとめて冷凍して使っていました。
ソーセージやベーコンといった加工肉も他のスーパーより安いことも多く、肉を買うならIGAがおすすめです。
2、SAFE WAY
SAFE WAY(セーフウェイ)は、野菜や果物がおすすめです。
他のお店では半分腐りかけた野菜が陳列されているところをよく見ましたが、SAFE WAYの野菜は比較的鮮度がいいです。
また、店内でパンを焼いており、様々な種類の菓子パンや一斤食パンなどを手頃な値段で手に入れることができます。
特に食パンは、賞味期限以内に全部食べ切るのは難しいぐらい長いです(笑)
日本でよく見る3枚切りや6枚切りの食パンがないので、一斤まるまる買って毎日のようにランチはサンドウィッチ。という人も多いようです。
とにかく安さ重視!
「少しクオリティーは下がっても、とにかく安い物を手に入れたい」
「生鮮食品は別のお店で買って、パスタや缶詰、調味料などは安く抑えたい」
そんなコスパを追求するあなたに、安さが売りのスーパーを紹介します。
3、NO FRILLS
NO FRILLS(ノーフリルズ)では、パスタやお菓子、缶詰など生鮮食品以外の食品を自社ブランド(NO NAMEブランド)として生産し、販売しています。
日本でいうセブンプレミアムや無印良品の食品のようなイメージですね。
自社ブランドなので、価格を安く抑えることができ、他のスーパーよりも安く販売できます。
ぱきっ目が覚めるような黄色のテーマカラーに、黒の文字。
初めてNO FRILLSに行った時には、その色合いに驚きました。
(正直、阪神タイガースか、ハチかと…笑)
コスパの良さに思わず上の投稿のように、たくさん買いすぎてしまうことが多いです。
中でも特におすすめなのが、パスタ!
900gで1.00CAD(約90円)という驚きの安さ。
パスタの種類も豊富で、ペンネやリングイネなど豊富に取り揃えてあります。
私が節約生活をしていた頃は、毎日パスタとミートソースを食べていました。
4、SHOPPERS DRUG MART
SHOPPERS DRUG MART(通称:ショッパーズ)はドラッグストアで、薬やシャンプーなどを中心に取り扱っているのですが、シリアルやお菓子などの食品も揃えています。
実は、SHOPPERSでもNO FRILLSのNO NAMEブランドを取り扱っているので、ちょっとしたスナックやシリアルバーなどが安く買えます。
薬局に用事があるついでに食品も買えるので便利です。
コスパが良くて何でも揃うホームセンター
「できればひとつの所で全部揃えたい」と思う人は多いのではないでしょうか。
日本のホームセンターのように、広い店内で食品から雑貨まで揃えられるお店を紹介します。
5、Real Canadian Superstore
Real Canadian Superstore(カナディアン・スーパーストア)でも、NO FRILLSのNO NAMEブランドを取り扱っています。
店内は広く、食料品だけではなく衣類や薬、食器など日用品まで多く取り揃えているホームセンターです。
ファミリー層が多く買い出しに来ており、商品の個数が多かったり、ひとつの商品のサイズ感が大きかったりと大人数向けの商品が多いです。
6、Walmart
Walmart(ウォルマート)もカナディアン・スーパーストアと同じようなホームスーパーです。
今回紹介するスーパーの中で、私が最もおすすめするスーパー!
とにかく手頃な値段で質も良い。
中でも焼き菓子(クッキーやマフィンなど)のコーナーはかなり魅力的です。
「こんなに大きいクッキーがこんなに入って4ドル?」
と感動する品ぞろえです。
食品以外にも、寝具(シーツや枕)や靴なども取り扱っています。
シェアハウスに引っ越したばかりの頃は、よくウォルマートに通って必要な物を揃えていました。
カナディアンスーパーストアもウォルマートも、残念ながらダウンタウンにはありません。
スカイトレインやバスを使う必要があるので、少し不便に感じるかもしれませんが、土日や祝日を利用すれば交通費も抑えて行けますよ。
日本の食品を取り扱っているスーパー
バンクーバーに来て最初の1ケ月は、ピザやパスタなど炭水化物中心のカナダの食生活でも耐えられるかもしれませんが、次第に日本食が恋しくなるはず。
バンクーバーには日本の食品を取り扱っているお店がいくつかあります。
日本に比べるとどうしても割高の値段になってしまいますが、手に入るだけラッキーだと思えば耐えられる値段です(笑)
7、T&T
T&Tは、カナダで暮らす日本人なら誰しも利用したことのあるアジア系(中国系)の大型スーパーです。
ここでは、アジア圏の食品や商品を多く取り扱っており、他のスーパーよりも比較的安く日本の食品を手に入れられます。
日本の調味料や食料品は、T&Tに行けば基本全部そろいます。
さらに、手頃なお惣菜を買えるのもポイントです。
仕事や学校終わりに「帰ってから料理できなそう」という時に、チャーハンや酢豚など晩ごはんをゲットできます。
韓国や中国系の食品の品揃えも豊富で、日本以外のアジアの食文化も味わえますよ。
8、H Mart
H Martはアジア系の食品を取り揃えている韓国スーパーです。
このお店では、納豆や醤油といったメジャーな日本の食品を取り扱っています。
取り扱いのほとんどがコリアンフードですが、お菓子や野菜などの中には日本人の味覚に合うような物もあります。
辛い物が好き、韓国料理が好き!という人にはかなりハマるお店でしょう。
アプリやポイントカードを有効活用しよう!
買い物上手のポイントカードとアプリ
バンクーバーのスーパーを利用する際は、ポイントカードやアプリをゲットしましょう。
ほとんどのスーパーにポイントカードやアプリがあり、中には還元率や特典がかなり大きくお得なものも多いです。
特に長期で滞在する人の場合は、ポイントもよく貯まりますし、貯まったポイントを利用することも頻繁にできるのでかなりおすすめです。
また、アプリをダウンロードしておくと、セールやポイントが増えるキャンペーン情報などが通知されるので、より経済的に買い物ができます。
必ず作っておくべきポイントカード
「いろいろなアプリをダウンロードするのは面倒くさい」というあなたのために、作っておくと便利なポイントカードを紹介します。
私がバンクーバーに着いたばかりの頃、スーパーのスタッフに「ポイントカード持ってる?長くいるんだったら絶対作った方がいいわよ」と熱く勧められたカードです。
PC Optimumカード
PC Optimumカードは、今回紹介したNO FRILLSやSHOPPERS、カナディアン・スーパーストアで共通で使われており、ポイントを貯めて、貯めたポイントで支払うことができます。
ポイント還元率が良く、普通に買い物をしているとあっという間にポイントが貯まります。
アプリをダウンロードすることで簡単にポイントカードをゲットできるので、カナダに着いたらぜひ使ってみてください。
まとめ
バンクーバーにはいろいろなお店がありますが、着いたばかりの頃は英語にも慣れていなかったり、何を取り扱っているお店かも分からず、戸惑うことも多いでしょう。
日本のスーパーと売り方やレジのやり方も違うので、買い物するだけで一苦労です。
でも大丈夫です!
カナダのスーパーの店員さんは、海外のお客さんにとてもウェルカム。
分からない時には聞けばすぐに助けてくれますし、フレンドリーです。
買い物ひとつからでもいろいろな学びができます!
今回紹介したお店は、私が利用した中でおすすめのお店ですが、他にもいろいろな商品を取り扱っているスーパーやお店はたくさんあります。
ぜひ、いろいろなスーパーに出掛けてあなたのおすすめのお店を見つけてみてください。
ポイント
生鮮食品がおすすめのお店
- IGA
- SAFE WAY
とにかく安さ重視!
- NO FRILLS
- SHOPPERS DRUG MART
何でも揃うホームセンター
- Real Canadian Superstore
- Walmart
日本の食品を取り扱っているスーパー
- T&T
- H Mart
ポイントカードやアプリを上手に活用しよう
ポイント還元率の高さや、セールやキャンペーン情報などもゲットできるのでおすすめ!
アプリーチ