【図書館】留学やワーホリの人必見!VPLを利用する7つのメリット

バンクーバー
スポンサーリンク

バンクーバー図書館、VPL(Vancouver Public Library)は、バンクーバーで暮らす留学生やワーホリの人にとって、お金をかけずに読書や勉強ができる場所として人気です。

日本では図書館なんて行かなかったけれど、バンクーバーに来てよく通うようになったという話もよく聞きます。

私も、語学学校の宿題や、IELTSの受験前にはほぼ毎日のように通っていました。

お金がかからない、集中して勉強できるだけではない、VPLを利用するメリットを7つ紹介します。

スポンサーリンク

VPL(Vancouver Public Library)とは?

VPLダウンタウンの外観
内観

留学やワーホリでバンクーバーに滞在する人の多くが、一度は利用したことがあるはず。
バンクーバー図書館、VPL(Vancouver Public Library)

2020年9月時点で、VPLはバンクーバーの21のロケーションにあります。
それぞれの図書館のビジネスアワーはこちらから確認できます。

今回紹介するVPLは、バンクーバーで最大の規模を誇る、ダウンタウンのジョージアストリートにあるCentral Library(セントラルライブラリー)です。

VPLを利用する7つのメリット

8階のテラスフロアから見えるバンクーバーの景色

1、地下1階から8階のテラス席まで魅力たっぷりの作り

ダウンタウンにあるVPLは、地下1階から8階まである、ローマのコロッセオのような造りのおしゃれな建物です。

それぞれフロアごとに空間設定がされており、快適で心地よく過ごせる環境があります。

簡単なフロア案内

地下1階:LL(Lower Level)
乳幼児、児童書、子どもの遊び場
・子ども向けの絵本や児童書、DVDなどの書籍など
・子どもたちが自由に過ごせるような遊具や環境が設置されており、保護者の交流の場にもなっている


1階
インフォメーションカウンター、貸出/返却カウンター、本、DVD
・図書カードの発行や延滞料金の支払い、貸出/返却など
・英語の書籍はもちろん英語以外の言語の書籍、マンガなど
・人気の作品から旧作品まで様々なDVD


2階
パソコン、IT系のオープンスペース
・調べ物やライティングができる共有のPC設備
・広々としたオープンスペースがあり、エンジニア系の人たちが交流しながら作業できる空間がある


3階
学習スペース、IELTSやTOEFLなどの英語学習に関する参考書
・グループ、または個人で集中して勉強できるスペースが整っている
・英語学習に役立つ参考書や単語帳など

・留学生やワーホリの人がよく利用している

4階
学習スペース、書籍
・グループ、または個人で集中して勉強できるスペースが整っている

5階
静かに学習するエリア
・個人で集中して勉強するスペース

6階
展示品エリア

7階
学習室やオープンスペース、PC作業向けの部屋など
・8階までつながる階段がオープンスペースとなっており、雑談をしながらの作業が可能
・PC作業に最適なコンセント、照明付きの明るい部屋


8階
大会議室、オープンスペース、テラスなど
・かなりの人数を収容できる会議室
・ソファーやカウチなどがあり、くつろぎげるオープンスペース
・テラスは日当たり、見晴らしも良く、食事を持ち込んでランチやスナックも可能

2、書籍、CD、DVD、楽器など様々な物がレンタル可能

VPLで借りられるのは書籍だけではありません。
CDやDVDを始め、ギターや太鼓といった楽器も在庫があればレンタル可能です。

楽器に関しては、1階のカウンターで問い合わせれば在庫の確認や予約をすることができます。

3、Wi-Fiのパスワードもゲット!

図書館を利用するのにWi-Fiも欲しいですよね。
バンクーバーでは、多くのカフェやレストランなどでお店のフリーWi-Fiを持っています。

お客さんはパスワードを教えてもらい(または店内に提示してある)Wi-Fiを自由に利用することができます。

図書館も同様です。
図書カードを作ると、図書カードの裏に付いているバーコードの数字がWi-Fiのパスワードになります。

VPL図書カード

裏面のバーコードの下の数字がパスワードになります。
自分の名前のサインも忘れずに!

PC作業や調べ物もできるので快適です。

4、飲み物を持ち込めるので、長時間滞在できる

日本のほとんどの図書館では、食事はもちろん、飲み物の持ち込みもかなり厳しく制限されていますよね。

VPLは飲み物の持ち込みが可能です。
そのため、多くの人がカフェのカップやタンブラーなどを持ちながら入ってきます。

勉強しながら飲み物を飲める、まるでカフェの感覚で図書館を利用できるので、長時間集中して勉強したい人には最適ですね。

5、図書館主催のイベント、ワークショップも盛りだくさん

VPLでは、図書館主催で様々なイベントを行っています。

もちろん、全て無料で参加できるものばかりで、ランゲージエクスチェンジや、英語のグループレッスンといった留学生やワーホリの人にとっては嬉しいイベントもあります。

他にも映画の上映や不定期で行っているワークショップなど、図書館のイベントで新しい出会いを見つけることもできます。

2020年9月現在は、感染予防のため、オンラインでイベントを行っています。
詳細は公式サイトのイベントページより確認してください。

6、予約すれば個室の利用も可能

VPLには、グループで勉強や会議をしたい、広い会議室が必要といった人のために、個室や会議室などがあります。

当日インフォメーションセンターで予約をすれば、誰でも個室の予約利用ができます。

学校の友達と話しながら勉強したい。という時に、共有スペースでやると迷惑にもなるので、個室を利用するという人もいます。

学生に限らず、仕事関係でミーティングで利用する人もおり、幅広い層に人気です。
利用を希望する際は、早めの予約を忘れずに!

7、集中して勉強や作業をしたい人に最適の空間がある

とにかく広大なスペースを誇るVPL。
共有スペースから会議室、個室、オープンスペースと様々な用途に合わせた空間を提供しています。

周りに人がいた方が集中しやすい人や、完全に自分の世界に入れた方が集中できる人など、集中の仕方は人によって様々ですよね。

VPLには、そんないろいろな人が集中して勉強や作業に打ち込めるような空間があります。

ちなみに、私はよく7階で作業をしていました。

清潔感があり、集中して作業している人ばかりがいる空間だったので、その雰囲気に引っ張られて私も集中できたからです。

友達と相談しながら作業できる共有スペース。
ひとりの空間になれる個人机があるところ。

それぞれのフロアで作業しながら、自分にとってベストな雰囲気はどこか、見つけてみてはいかがでしょうか。

VPLを利用する際の注意点

図書館は、公共の福祉施設として、無料で本を借りたり勉強したりして誰もが利用できる場所です。

毎日大勢の人が訪れる中には、ホームレス怪しげな人もいます。

そのため、図書館の入り口には必ずセキュリティーの人が常駐していますし、エントランスには貸出手続きをしていない物を感知できるセンサーも付いています。

誰もが利用できるということは、裏を返すと犯罪のリスクも高くなるということになります。
そこで、図書館を利用する際に注意する際の注意点を紹介します。

1、荷物やスマホを置きっぱなしにしない

日本だと、カフェや図書館などで荷物をそのまま置いて、トイレに行ったり席を離れたりする人が多いですが、バンクーバーに限らず、海外で荷物の置きっぱなしは絶対にやめましょう!

バンクーバーは治安が安全と言われていますが、置き引きや盗難といった軽犯罪の数は日本より多いです。

図書館もこのことに警鐘を鳴らしていて、各テーブルには英語以外の様々な国の言語で(日本語でも)書かれた「荷物から目を離さないように」という看板が置いてあります。

それでも、いちいちトイレの度に荷物をまとめていくなんて面倒くさいですよね。

そこで、よく使われるのが、自分の近くに座っている人に、席を外している間、荷物を気に掛けてもらうようにお願いする方法です。

友達や知人でもありませんが、信頼できそうな人であれば、声を掛けて、ラップトップや荷物などの所持品を気に掛けてもらうように頼むのです。

お互い様のことなので、ほとんどの場合、軽くOKしてくれます。

ただ、あくまでも赤の他人への依頼なので、100%の保障はできません。

私の場合ですが、これまで何度もいろいろな人に荷物を見てもらいましたが、盗まれたことは一度もありません。

最初は頼むだけでも緊張しますが、慣れてくるとその一瞬で連帯感のようなものが生まれて、感動を味わうことができます。

2、留学生や外国人を狙った犯罪に注意

VPLでは、留学生やワーホリの人が英語の勉強をしているシーンをよく見かけます。

お金をかけずに英語が勉強できる環境ですから、日本人に限らず、韓国やブラジルなど他の国でも英語を勉強している人はいます。

そういった、英語学習者、外国人を狙った犯罪が実は多いのです。

実際に私が見かけたシーンだと、ひとりで勉強していたアジア人女性に白人男性が近づいていき、しつこく声を掛けていました。

「英語勉強しているんだったら、教えてあげるよ」
「この後は何するの?」

など、完全にナンパのような状態になっていたのですが、その子も話しかけられたのが嬉しかったのか、特に嫌がる様子もなく答えていました。

すると、傍を巡回していたセキュリティーの男性が近づいて注意。
その男性は即刻退場になっていました。

もちろん、中には本当に親切心で話しかける人がいるかもしれませんが、それ以上に犯罪に巻き込まれるリスクの方が高いです。

少し考えれば、どんなリスクがあるか分かりますよね。

自分の身を自分で守り、様々な危険を察知し予測することも海外で生きていくためには必要です。

図書館でナンパ。
結構よく見かける光景です。

まとめ

バンクーバーの図書館、VPLの魅力を紹介しました。

日本とは全く違う雰囲気のカナダの図書館。
書籍やDVDの貸し出しだけではなく、空間や学習環境を提供する場でもあります。

外観も中も楽しめるVPL、ぜひ一度遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

ポイント

<VPLを利用する7つのメリット>

1、地下1階から8階まで!建物自体がとても魅力的
2、書籍、CD、DVDから楽器まで!豊富なコンテンツの提供
3、図書カードを取得すればWi-Fiのパスワードもゲット
4、飲み物の持ち込み可!長時間滞在ができる
5、図書館主催のイベント、ワークショップが盛りだくさん
6、予約すれば個室の利用も可能
7、集中して勉強や作業ができる環境が整っている

タイトルとURLをコピーしました