英語学習にNetflixが役立つわけは?おすすめの洋画ベスト8

Netflix英語学習
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英語を勉強したいけれど、机に向かってテキストで英語を勉強するのは気がのらない…
そんな時は、映画を観て楽しみながら英語学習をするのはいかがでしょうか?

洋画を通して、自然な英語表現や会話のやり取りなどを学ぶことができます。

特に、Netflixは数多くの洋画を配信しているので、洋画好きにも英語を学びたい人にとっても選択肢が豊富にあるメリットがあります。

今回は、英語学習者にぴったりのNetflixでおすすめの洋画を紹介します。

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なぜNetflixが英語学習に役立つのか?

そもそもNetflixとは?

Netflixは、現在世界190カ国以上で1億9300万人が利用している世界最大級の動画配信サービスです。

様々な賞を受賞した幅広いジャンルの作品から、ドキュメンタリーやオリジナル作品まで多言語で配信しています。

スマホやテレビ、パソコンなど様々なデバイスから視聴でき、ダウンロードすればオフライン環境でも見られるのでとても便利です。

気になる利用料金は、プラン月額800円から1,800円(税抜き)
定額動画配信サービスなので、追加料金や長期契約はありません。

洋画の作品数が多い

Netflixの魅力は洋画の作品数が多いことです。

人気の作品からあまり知られていない隠れた名作まで、新旧様々な映画がラインナップしています。

さらに、英語の作品だけではなく、ドイツ語やスペイン語といった多言語の映画も配信しています。

英語以外の言語にも興味がある!
勉強してみたい!
という人におすすめです。

Netflixオリジナル作品のクオリティーが高い!

Netflixでは、オリジナルの映画やドキュメンタリー番組などを配信しています。
そのクオリティーが、ハリウッド映画並みに高いのです!

かなりお金を掛けて、しっかり作りこんでいることが分かる作品ばかりで、オリジナルシリーズにはまる人も多いようです。

英語を勉強するためにNetflixを観ているとはいえ、やはりクオリティーは大切ですよね。

Netflixは、映画そのものを十分楽しみながら英語学習もできる、まさに一挙両得なツールであると言えます。

1、マイ・インターン

The Intern

あらすじ

『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが、この作品ではニューヨークにあるファッションサイトのCEO、ジュールズとして活躍しています。

仕事も家庭も充実していて順風満帆。
まさに女性が憧れる生活を全て持っているようなジュールズ。
しかし、実は仕事でも家庭でも問題が起こっています。

そこへ、シニアインターンプログラムでやってきたロバート・デ・ニーロ演じるベンがやってきて、人生の大先輩としてジュールズを助けます。

始めは、年配のベンに苦手意識があったジュールズでしたが、次第にその人柄と実直な性格に心を開いていき、恋人でも家族でもない、大人の友情を育んでいくストーリーです。

『仕事と家庭の両立』が大きなテーマとして扱われているこの作品。
女性として生きる喜びや価値について再発見できます。

公開年:2015年
キャスト:アン・ハサウェイ / ロバート・デ・ニーロ 他

英語の聞き取りやすさ ★★★★☆

この作品は、日常生活の家庭でのやり取りや、同僚とのコミュニケーションが中心なので、比較的聞き取りやすかったです。

ネイティブ的な表現や、ビジネスシーンでの英語表現など参考になるシーンも多く「今度使ってみよう」と思える表現にも出会えます。

シーンによっては、かなり早口でやり取りが進むところがあるので、字幕(英語)付きで見るのがおすすめです。

2、ワタシが私を見つけるまで

How to Be Single

あらすじ

ニューヨークで暮らす4人の独身女性。
それぞれの生活や恋愛事情をリアルに描いた小説が元となった映画です。

『フィフティー・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソン演じるアリスは、一度も彼氏が途切れたことがありませんでした。

アリスは一度しっかり自分を見つめ直したいと考え、彼氏と距離を置くことに。
そして、ニューヨークにいる姉、ワーカホリックな産婦人科医メグの元へやってきます。

新しい職場である弁護士事務所で、破天荒な生き方を謳歌するロビンと出会い、初めはいろいろな男性との出会いを楽しむのですが…。

女性なら誰しもぶつかる壁である仕事と結婚、妊娠や出産、恋愛などに関する悩みや葛藤がユーモアたっぷりにコミカルに描かれています。

この作品を観終わる頃には、少し答えが見つかりそうな気持ちになれます。

公開年:2016年
キャスト:ダコタ・ジョンソン / レベル・ウィルソン / レスリー・マン 他

英語の聞き取りやすさ ★★★☆☆

テンポの良い掛け合いが続くこの作品では、スラングが頻繁に登場します。
恋愛に関する英語表現がかなり多いので、外国人との恋愛に役立つかも?

ただし、きちんと理解していないのに使ってしまうと、かなり過激に受け取られてしまう表現も使われているので、一度しっかり意味を調べてから使うことをおすすめします

私はこの作品が本当に大好きで、別の記事でさらに詳しく紹介しています。

3、あと1センチの恋

Love, Rosie

あらすじ

幼馴染のロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)の不器用で切ない恋を描いた作品です。

イギリスで暮らすロージーとアレックスは、6歳の頃からずっと一緒に過ごしてきたまさに大親友。
お互いに「好き」という気持ちはあるけれど、なかなか素直になれず別の人と付き合うことに。

二人はアメリカの大学に進学することを目標にしますが、ロージーは同級生の子どもを妊娠してアメリカ行きを断念。
アレックスには黙って出産することに。

その後、お互い別の人と結婚し、家庭を築いていきますが思うように上手くいきません。

近づいたり離れたりを繰り返して12年。
ついに、ロージーは夢だった自分のホテルを経営することに。
そこに訪れたアレックスは…。

気持ちのすれ違いにもどかしくなる、ラブストーリーの王道と呼べる作品です。

公開年:2014年
キャスト:リリー・コリンズ / サム・クラフリン 他

英語の聞き取りやすさ ★★★☆☆

この映画はイギリスが舞台ということもあり、キャストの多くはイギリス英語を話しています。
アメリカ英語に慣れている人にとっては、違和感があるかもしれません。

特別難しい表現や単語が頻出するわけではないので、比較的聞き取りやすい作品です。

4、アデライン、100年目の恋

The Age of Adaline

あらすじ

「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーが主演。
不思議な世界観のラブストーリーです。

ブレイク・ライブリー演じるアデラインは、ある日を境に29歳から全く年を取らない不思議な体になってしまいます。

周囲から興味の対象となることを恐れたアデラインは、唯一の家族である娘とも縁を切り、名前を変え、住む場所を変えながらひとりでひっそりと暮らしていました。

ところが、青年エリスとの出会いによってアデラインの運命が大きく動いていくのです。

タイムトラベルとはまた違った時空を超えるファンタジーな世界観ですが、ベテランキャストで固められた重みのある演技でしっかりと軸のあるラブストーリーになっています。

公開年:2015年
キャスト:ブレイク・ライブリー / ミキール・ハースマン / ハリソン・フォード 他

英語の聞き取りやすさ ★★★★☆

台詞量はそこまで多くなく、役者の表情や演技を中心に物語が展開します。
そのため、英語はかなり聞き取りやすいと感じました。

ファンタジー要素があったり、専門的なワードが出てきたりするので難しく感じるかもしれませんが、大筋のストーリーは比較的理解しやすいでしょう。

5、ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

5 Flights Up

あらすじ

もともと小説として人気の作品を映画化した作品。
モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが夫婦役で演じています。

舞台はニューヨーク・ブルックリン。

眺めのいいアパートメントに40年暮らす画家アレックス(モーガン・フリーマン)とルース(ダイアン・キートン)夫妻。

眺めはいいし、思い入れもある素敵な部屋なのですが、年老いて階段を上がるのもきつくなってきたアレックスのために、ルースは家を売ることを提案。

アレックスは渋々承知しましたが、本当は売りたくありません。
そして、週末に部屋を売るための内覧会を行うことになりました。

様々な事情を抱える人が内見に訪れますが、夫婦にとっては納得できない買い手ばかり。
二人の新居探しも思うように進みません。

そんな中で、近所でテロ騒ぎが起きたり、愛犬が急病にかかり緊急手術を受けることになったりと、予期せぬことが立て続けに起こり、とんでもない週末になることに。

老夫婦の愛情や、本当に守るべき大切なものとは。
人生にとって大切なことは何なのか。
そんなことを考えさせてくれる胸温まる作品です。

公開年:2014年
キャスト:モーガン・フリーマン / ダイアン・キートン

英語の聞き取りやすさ ★★★★★

全体的に聞き取りやすい会話が中心です。
ストーリーの中心は夫婦の会話なので、やり取りも分かりやすいでしょう。

6、ワンダー 君は太陽

Wonder

あらすじ

人気ベストセラー小説『ワンダー』を映画化した作品です。

主人公オギー(ジェイコブ・トレンプレイ)は生まれた頃から重度の障がいを抱えており、見た目も他人とは違っていました。

オギーは家庭で母(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習を続けていましたが、オギーも10歳になり、とうとう通常の学校に通うことに。

最初は周りの友達からいじめられたり、自分の見た目にコンプレックスを抱いたりすることもありましたが、先生や友達、家族など周りの理解と協力によって、自分の価値に気付いていくのです。

障がいをテーマにした作品は重たい印象がありますが、この作品では家族の愛や友情、兄弟愛といったものにより焦点を当てています。

心が温まる優しい作品です。

公開年:2017年
キャスト:ジェイコブ・トレンプレイ / ジュリア・ロバーツ / オーウェン・ウィルソン

英語の聞き取りやすさ ★★★★★

作品中では、子どもが喋るシーンが多いのでかなり聞き取りやすいと思います。
そこまで早口ではないので、字幕がなくても十分理解できます。

7、アンという名の少女

ANNE with an E

あらすじ

L・M・モンゴメリの名作『赤毛のアン』を、カナダのCBCテレビとNetflixが共同製作したドラマです。

日本でも人気の児童書『赤毛のアン』を原作に、生まれ持った豊かな想像力を持つグリーンゲイブルズのアンの成長と、アンを取り囲む人たちを描いています。

カナダの美しい自然や、19世紀後半から20世紀初頭のカナダの生活や文化などをドラマを通して観ることができます。

この作品では、原作と違って社会問題や差別、いじめや偏見といったよりディープなテーマを扱っています。

現代でも大きなテーマである様々な問題に対して、アンやアンの周りの人たちがどう取り組んでいくのかが見所です。

公開年:2017年~2020年(シーズン3まで)
キャスト:エイミーベス・マクナルティ / ジェラルディン・ジェームズ 他 

英語の聞き取りやすさ ★★★☆☆

この作品が1900年代初頭を舞台にしていることもあり、今は使わないような英語表現も出てきます。
ただ、頻度としては少なく、ストーリーの大半は理解できるので★3つをつけました。

作品の中ではフランス語、スペイン語、原住民の言葉など英語以外を母国語とする人たちが英語を話すシーンも多く、様々なイントネーションを聞けます。

8、13の理由

13 reason why

あらすじ

アメリカの高校を舞台に繰り広げられる壮絶なサスペンス・ミステリーです。

ストーリーのきっかけは、命を絶ったハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)が録音した13個のカセットテープ。

その内容は、彼女が自ら命を絶つ決断をするに至った本当の理由。
クレイ・ジェンセン(ディラン・ミネット)は、そのテープを頼りに真相を解明していきます。

シーズン4まであるこの作品では、アメリカの高校生を取り巻く深い闇や、薬物や精神疾患といったかなりハードな話題を取り扱っています。

日本とは、文化も社会的背景も大きく異なり、かなり衝撃的な内容ではありますが、SNSとの付き合い方、ティーンが抱える心の揺らぎ、大人のサポートの仕方など多くを考えさせてくれる作品です。

公開年:2017年~2020年(シーズン4まで完結)
キャスト:ディラン・ミネット / キャサリン・ラングフォード 他

英語の聞き取りやすさ ★☆☆☆☆

アメリカのハイスクールが舞台となっているため、アメリカのティーンが使うスラングが多いです。
会話のテンポもかなり速いので、ストーリーを理解していないと付いていけないかもしれません。

アメリカの若者言葉を知りたい人や、よりネイティブの英語を理解できるようになりたい人にはおすすめの作品です。

まとめ

今回紹介した作品は、2021年4月現在、Netflixで視聴できます。
ぜひチェックしてみてください。

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