ワーホリや留学などで長期間バンクーバーで暮らすとなると、日本から持参する荷物も多くなりますよね。
不安になってあれもこれもと入れてしまうと、あっという間に重量制限を超えてしまいますし、かといって足りなくて現地で困るのも嫌だし。
そこで、今回は私が実際に日本からバンクーバーに持ってきてよかったと感じたもの、逆に日本から持ってくればよかったと後悔したものの中から、日本から持参すべき物を7つ厳選しました。
一番手間がかかる荷造りを効率的に進めるためにぴったりの記事になっています。
日本から持参すべき物7選
バンクーバーでゲットできる物も多いですが「これは日本から持って来た方がいい!」と私が感じた物の中から、厳選した7つを紹介します。
1、折りたたみ傘、レインコートなど雨具
1つ目は、折りたたみ傘やレインコートといった雨具です。
バンクーバーの季節は、乾期と雨期に分かれており、大体10月頃から雨や曇りの天気が増えていき、11月には完全な雨季に突入します。
雨季になると、本当に毎日雨。
しかも、土砂降りというわけではなく、微妙に降ってる?程度の雨です。
なので、街中を歩く人も普通の傘よりも、折りたたみ傘を利用している人が多いです。
そもそも、小雨程度であれば傘をささない人もいて「風邪ひかないでー」と思ってしまうことも。
もちろん、バンクーバーでも降りたたみ傘は売っています。
しかし、色やデザインは少ないわりに、価格が一本15~20CAD(約1,200~1,600円)となかなかいいお値段がするのです。
日本の折りたたみ傘は価格もそこまで高くなく、高性能。
現地で買うよりもお得です。
レインクーバーという異名を持つバンクーバーに来る方は、折りたたみ傘を忘れずに持ってきましょう。
バンクーバーがどんな街なのか、下記の記事でも紹介しています。
2、パーカー(フード付き)
先ほどの雨具とも関連してきますが、2つ目はフード付きのパーカーです。
フードが付いていることで、少しの雨なら遮ることができますし、何より寒暖差にすぐに対応できます。
バンクーバーは、夏でもそこまで暑くなることはなく、半袖で適温。
なのですが、なぜか建物の中は冷房でキンキンに冷えていて、その寒暖差で風邪をひきそうになります。
そういった時に、パーカーがあると何かと便利です。
もちろん、カーディガンやジャケットなどの羽織ものでも十分ですが、ラフな服装の人が多いバンクーバーではキレイ系の服装よりも、パーカーやトレーナーの方が馴染みます。
また、バンクーバーにはハイキングコースや山がたくさんあります。
せっかくバンクーバーにいるからには、ぜひそういったアウトドアなアクティビティも楽しみたい!
変わりやすい山の天気と気温に対応するのにもフード付きパーカーはかなり役立ちます。
3、日焼け止めクリーム
3つ目は日焼け止めクリームです。
バンクーバーの紫外線は日本よりも強く、夏の日中の太陽の光は、肌に刺さる感覚がします。
冬でも日差しが強いこともあり、特にウィンタースポーツ(スキーやスノボ)などを楽しむ人は、ゲレンデの照り返しで日焼けすることも。
スキンケアのためにも、健康のためにも日焼けは避けたいところですよね。
カナダのドラッグストアでは、子ども用から大人用の繊細肌用まで様々な種類の日焼け止めクリームを扱っています。
いくつか購入しましたが、塗った後にべたつきがあるのと、白いクリームが残った感覚がありました。
日本の日焼け止めクリームのクオリティーを知っていると、いろいろと要求が多くなり、物足りなさが大きい。
日本の日焼け止めクリームのように、紫外線のカットもしてくれて、塗り心地も良い物にはなかなか出会えません。
4、カメラ
私が日本から持ってこなくて、最も後悔した物。
カメラです。
一眼レフやミラーレスといった高性能のカメラは、海外で盗難や紛失といったリスクがあります。
そのため、私は日本に置いてきました。
ところが、カナダには美しい景色、歴史的な建造物、日本で見られないようなものがたくさんあるので、いい写真を撮りたくなってしまうのです!
スマホのカメラでも十分収めることができますが、やはりいいカメラがあった方が、その瞬間を美しく保存するのに役立ちます。
盗難や紛失のリスクはありますが、それ以上に得られるメリットの方が大きかった。
というのが、実際にバンクーバーに来てから後悔した私の見解です。
特に、カメラ好きな人や、旅行の写真を撮りためているという人は、ぜひカメラを持っていくことをおすすめします。
5、ショルダーバッグ、小さめのポーチ
ショルダーバッグ、小さめのポーチは、ちょっとした買い物や出掛ける時に役立ちます。
カナダはカード社会なので、日本で使うような長財布をいちいち持ち歩かなくても、カード一枚とスマホがあれば、買い物も外食もできます。
スマホの中にカードを登録する機能を使えば、スマホだけで外出しても問題ありせん。
バンクーバーの街中を歩く人の中には、ほとんど手ぶらだったり、小さなポーチだけだったり、かなり身軽に外出している人が多いです。
防犯上の観点からも、大きなリュックやバッグを持ち歩くよりも、自分の視野に入りやすいショルダーバッグやポーチ程度の小さなバッグの方が、より実用的でしょう。
6、筆記用具
6つ目は筆記用具。
特に、語学学校やカレッジなど、学校に通う人は、シャーペンやボールペンといった筆記用具は日本から持参した方がいいでしょう。
日本のボールペンやシャーペンのクオリティーや書き心地は最高です!
一度、日本から持参したシャーペンが壊れてしまって、ダラーストア(日本の100均)で似たようなシャーペンを購入したことがありました。
なんと、そのシャーペン。
まさかの一週間で壊れました(笑)
ダラーストアだったから、というのもあるかもしれませんが、それでも壊れるの早すぎでしょ!
と思わずつっこみたくなりました。
日本は100均でペンやシャーペンを購入しても、ある程度はもちますよね。
私が持っていたフリクションボールペン(書いた文字が消せるペン)は、メキシコ人とチリ人の友達から大人気でした。
たかが筆記用具。
されど筆記用具です。
7、マスキングテープ、レターセット
最後におすすめなのが、マスキングテープとレターセットです。
バンクーバーにワーホリに来ると、いろいろな人との出会いと別れを経験します。
ホストファミリー、語学学校でできた友達、仕事先で出会った同僚など、日本以上にいろいろな人と深い関係を持つでしょう。
そういった時に、感謝の気持ちや別れの挨拶として手紙を書く機会も増えます。
バンクーバーで生きていく中で、あなたはいろいろな人の助けを借りながら生きていくわけです。
お礼に何かプレゼントを買うという方法もありますが、数えきれないほどの人に会うことを考えると、最も経済的でかつ自分の気持ちをストレートに伝えられるのが、手紙です。
記念に残りますし、思い出にもなります。
なので、ぜひ100均に売っているようなものいいので、レターセットを持っていってください。
Thank you so much.
だけでもいいんです。
もらう相手もとても喜んでくれます。
ちなみに、マスキングテープはシェアハウスで冷蔵庫を共有する時に、自分の物に貼って目印として使えます。
いちいちペンで名前を書く方法もありますが、冷蔵庫の中に入れるような物は濡れていて書きにくかったり、消えてしまったり、あまり適していません。
現地でも購入できますが、レターセットと一緒にスーツケースの隙間に放り込んでおけば、引っ越してすぐに使えますよ。
バンクーバーでは基本的な生活用品は手に入る!
ちなみに、そこまでいろいろ持ってこなくても、バンクーバーでは基本的な生活用品を購入することができるので、問題ないでしょう。
バンクーバーはトロント、モントリオールに次ぐカナダ第三の大都市です。
そのため、基本的な生活用品はほとんど手に入れることができます。
「郷に入っては郷に従え」ではないですが、その土地にあるもので工夫しながら生活をつくっていくことも、海外生活の醍醐味です。
日本製品を扱うお店もある
バンクーバーには、日本の製品を扱うお店があちこちにあります。
日本の食材から化粧品、お菓子や調味料まで、少し割高にはなりますが、日本の物を揃えることが可能です。
なので、日本から持ってこなくて、日本の製品で必要なものがあれば、そういったお店でも購入できるので心配ありません。
意外とバンクーバーで買った物の方がいい物も…
made in Japanクオリティーは最強!
日本製の物がいい!
という気持ちは理解できます。
しかし、実は、バンクーバーで買った方が質もコスパもいい物もあります。
例えば、ボディークリームやシャンプーといった液体系。
日本から持ってくると、重たくなってしまうような物が、バンクーバーのドラッグストアやスーパーで、日本よりも割安で購入できるのでお得です。
カナダのドラッグストアでは、日本では手に入らないお得な商品も手に入ります。
下記の記事では、そんなカナダのドラッグストアで私が購入しておすすめの商品を紹介しています。
まとめ
バンクーバーはスーパーや商業施設も多く、必要な物は何でも手に入れることができます。
しかし、物価や税金が高いので日本よりもお金がかかります。
ワーホリで来ているのであれば、生活面は節約して旅行やアクティビティにお金を使いたいところですよね。
日本から持参すべき物だけ抑えて持っていけば、荷物も最小限に抑えながら、現地での生活も乗り切ることができます。
今回紹介したグッズが少しでもお役に立てばうれしいです。
ポイント
<バンクーバーに来る時に日本から持参すべき物7選>
1、折りたたみ傘やレインコートなどの雨具
2、パーカー(フード付き)
3、日焼け止めクリーム
4、カメラ
5、ショルダーバッグ、小さめのポーチ
6、筆記用具
7、マスキングテープ、レターセット