休みに観たい!英語学習にもおすすめなNetflix作品7選!

Netflix英語学習
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年末年始。
家族や友人と過ごしたいですが、コロナ禍の現在はなかなか厳しいですよね。

そして、いざ自宅でのんびり過ごそうと思ってもやれることといえば、テレビを見るくらい?

でも、最近のテレビってイマイチ。。

そこでおすすめなのがNetflix!
英語学習にも役立つ数多くの作品を取り扱っています。

Netflixでおすすめの作品については別の記事でも紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください!

年末年始の時間のある時にたっぷり観たい!おすすめの洋画ベスト7を紹介していきます。

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1、ビリーブ 未来への大逆転

全女性へのメッセージ。歴史を作った一人の女性の実話

あらすじ

2020年9月に87歳で亡くなったアメリカの最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグ(愛称RBG)の人生を、アカデミー賞ノミネート女優、フェリシティ・ジョーンズが演じた実話です。

舞台は1970年代のまだ女性差別が残るアメリカ。

弁護士になるためにハーバードのロースクール(法科大学院)に入学したルースでしたが、全500人の学生の中で女性はたったの9人

どんなに優秀な成績で大学を卒業しても「女性だから」という理由で就職先を見つけることはできませんでした。

そんな彼女を支えたのが夫のマーティン(アーミー・ハマー)です。

妻は家事と育児をし、夫が稼ぐ」が当然とされていた時代に、マーティンは料理や育児を率先して行い、ルースを助けました。

そして、100%不可能といわれていた裁判で、ルースは堂々と男女平等の権利と法の間違いを指摘し、見事勝利を勝ち取りました。

映画で描かれているのはここまで。

エンディングでは、彼女の偉業が2018年のルース本人の映像と文章で紹介されています。

キャスト・監督・公開年

【キャスト】

・フェリシティ・ジョーンズ(ルース・ベイダー・ギンズバーグ)
・アーミー・ハマー(マーティン・ギンズバーグ)
・ジャスティン・セロー(メル・ウルフ)
・サム・ウォーターストン(アーウィン・グリスウォルド)
・ギャシー・ベイツ(ドロシー・ケニオン)

【監督】
ミミ・レダー

【公開年】
2018年

おすすめポイント!

50年前のアメリカ、しかも男性優位とされている法曹界に切り込んでいくルースの姿は、まさにスーパーウーマン

強い自立した女性というと『ひとりで男性をなぎ倒してでもバリバリやっていく人』という私の勝手なイメージがありました。

しかし、ルースは夫のマーティンの助けや愛を受けて、パートナーとして様々な困難に立ち向かっているんですよね

女性の地位向上や権利獲得のためには、男性の理解や協力が必要であることを気付かせてくれる作品です

2、ミッドナイト・スカイ

ジョージ・クルーニーが魅せる!世紀末感を覚えるSF

あらすじ

Netflixオリジナル作品で、2020年12月末に配信が始まったばかりの本作は『オーシャンズシリーズ』で有名な、オスカー俳優ジョージ・クルーニー主演・監督・製作の三役を務めています

物語の舞台は未来の地球。

でも、その未来は決して数百年後といった遠いものではなく、数十年後、もしかしたらすぐにでも現実になってしまうかもしれない未来。

ひとり北極の基地に残って、宇宙船に地球の危機を知らせようとする科学者オーガスティン(ジョージ・クルーニー)

未来の地球は汚染が進み、滅亡への一途を辿っている。

地球に帰還しようとしている宇宙船の乗組員サリー(フェリシティ・ジョーンズ)にその危機を知らせようとするオーガスティンが、基地に残っていた謎の少女アイリスに出会う。

一方で宇宙船にも様々な困難がやってきて、乗組員はそれぞれの決断を迫られることに。

地球と宇宙船の運命は?
不思議な世界観に思わず引き込まれてしまう作品です。

キャスト・監督・公開年

【キャスト】

ジョージ・クルーニー(オーガスティン)
フェリシティ・ジョーンズ(サリー)
デビット・オイェロウォ
デミアン・ビチル

【監督】
ジョージ・クルーニー

【公開年】
2020年

おすすめポイント!

物語の最後には衝撃の事実が明かされます

最後の最後の伏線の回収に驚きと感動が止まらない!

なぜ地球が汚染されてしまったかという細かな原因には言及されず物語は進んでいくのですが、今の地球の現状を考えると容易に想像できると思います。

ぜひ最後まで見逃さずに見て欲しい作品です。

3、クイーンズ・ギャンビット

演技力が素晴らしい!チェスが分からなくても楽しめる頭脳戦

あらすじ

舞台は1950年代のアメリカ

不遇な環境で育ち、母親も亡くした少女ベス・ハーモンは、児童養護施設の用務員との出会いをきっかけにチェスの才能が開花。

女性がチェスをすることさえ珍しかった時代に、ベスは次々と勝利していきます。

ある家庭に養子として引き取られたことをきっかけに、養母と二人三脚での世界チャンピオンを目指す道を歩み始めます。

ただ、その道のりは決して優しいものではなく、ベス自身の薬物とアルコール依存症の問題や女性蔑視、孤独など様々な壁を乗り越えなければなりませんでした。

チェスのルールが分からなくても十分楽しめるぐらい、鬼気迫る演技に注目の作品です。

キャスト・監督・公開年

【キャスト】

アニャ・テイラー=ジョイ(ベス・ハーモン)
マリエル・ヘラー(アルマ・ウィートリー)
ハリー・メリング(ハリー・ベルティック)
トーマス・ブロディ=サングスター(ベニー・ワッツ)

【監督】
スコット・フランク

【公開年】
2020年

おすすめポイント!

私もチェスのルールは全く分かりませんでしたが、些細な表情や演出でどちらが優勢か、負けているかなどが感じ取れます!

公開されてすぐ、世界各国から注目を集め、Netflix配信がされている約半分以上の国でベスト10入りしているなど話題の作品
※東洋経済ON LINE『クイーンズ・ギャンビット超話題3つの理由』より参照

主役を演じるアニャ・テイラー=ジョイの演技力と思わず入り込んでしまうストーリー展開、おしゃれな50年代ファッションにも注目です。

4、エノーラ・ホームズの事件簿

もしシャーロック・ホームズに妹がいたら?痛快なミステリー

あらすじ

名探偵シャーロック・ホームズに妹がいたら?という原作から話を広げたストーリー展開になっています

女性が探偵になるなんてとんでもない!といわれているような時代に、兄譲りの推理力を兼ね備えたエノーラが、失踪した母を探して冒険に繰り出す物語です。

様々な暗号や謎を、シャーロック・ホームズに負けずとも劣らない推理力で次々と解明していくエノーラ。

旅の途中で出会った謎の青年をきっかけに、エノーラは危険な渦に飲まれていきます。

兄シャーロックとの推理合戦や、エノーラのドレス姿でのアクションなど見所満載のミステリー・アクションです。

キャスト・監督・公開年

【キャスト】

ミリー・ボビー・ブラウン(エノーラ・ホームズ)
ヘンリー・カヴィル(シャーロック・ホームズ)
サム・クラフリン(マイクロフト・ホームズ)
ヘレナ・ボナム=カーター(ユードリア・ホームズ)

【監督】
ハリー・ブラッドビアー

【公開年】
2020年

おすすめポイント!

推理物はあまり得意じゃない人でも思わず引き込まれてしまうような、コミカルでテンポの良いストーリー展開がポイント

そして、主演のミリー・ボビーのドレス姿でのアクションが斬新でかっこいい!

18世紀のファッションやイギリスの伝統なども楽しめて、賢い推理力と頭の回転の速さには感動します!

5、アウトブレイクー感染拡大ー

2020年のパンデミックを予言?今見るべきドラマ

あらすじ

2020年のパンデミックの世界を予言したと話題になった、カナダのテレビドラマがNetflixに登場です。

舞台は2019年のカナダ、モントリオール。

ある二人のイヌイットの死をきっかけに、謎のウイルスとの長い闘いが幕を開けます。

最初はウイルスの存在すら否定し、気にせず生活する人たち。

しかし、感染症研究所の所長、アンヌ=マリー・ルクレールは事態を重く受け止め、チームで原因究明に奔走します。

ドラマの中でも原因のウイルスは新型のコロナウイルス

しかし、北アメリカが発祥ということもあり、Covid-19ではなくCova(コヴァ)とされています。

そして、感染が拡大していき、身近な家族や友人が病に侵され、命を落として初めて人々はその深刻さに気付くのです

デマ誹謗中傷詐欺自分勝手な行動など、まさに2020年の世界を象徴するかのような混乱がリアルに描かれています。

ドラマでは、最終的に感染の原因が判明
効果的な治療薬まであり、事態は無事に終息へ向かいます。

現実世界でもそうなることを願ってやみません。

キャスト・監督・公開年

【キャスト】

ジュリー・ルブレトン(アンヌ=マリー・ルクレール)
メリッサ・デゾルモー=プーラン(クロエ・ロワ=ベランジェール)
ガブリエル・サブラン(マルク・ゴーディエ)
ギョーム・シール(ローラン・ドゥメール)

【監督】
ヤン・ラヌエット・チュルジョン

【公開年】
2020年1月 カナダTVドラマ

おすすめポイント!

実はこの作品、舞台がカナダのモントリオールということもあり、英語ではなくフランス語で物語が進みます

英語学習という目的にはフィットしないかもしれませんが、そのストーリー展開と内容があまりにも今の世界にマッチしていたのでベスト7に入れました。

カナダへ留学やワーホリを考えている人は、カナダの公用語のひとつでもあるフランス語に触れるきっかけとして今作を視聴してみるのもおすすめです。

6、幸せのちから

ウィル・スミスが実の息子と描いた親子の絆の物語

あらすじ

全てにおいて運に恵まれなかったクリス・ガードナー(ウィル・スミス)がどん底から立ち上がっていくまでの実話です。

原作の英語タイトルはThe Pursuit of Happynessとなっており、Happinessの綴りがあえて間違って表記されています

その理由も物語の中で明らかになり、実は大きな意味を持ったうえでの誤表記であることが判明されるのですが。

妻は出ていき、住んでいた家も追い出され、息子と二人でその日を暮らしていくことで精一杯だったクリス・ガードナーは、自分の可能性を信じて一流証券会社に入社し、6か月の無給インターンにチャレンジします。

正式採用されるのはたった一人

息子を抱えながら厳しい試験にパスするためにクリスは朝から晩まで、運を掴もうと走り続けます。

「なんでそんなことに…」と思うような運の悪いことにも見舞われるのですが、それでもひたむきに進み続けるクリスの姿には胸が苦しくなります。

実の息子、ジェイデン・スミスと親子の愛や絆を描いたこの作品は、英語の原題通り、幸せを追い求めることの意味や奥深さを教えてくれるのです。

キャスト・監督・公開年

【キャスト】

ウィル・スミス(クリス・ガードナー)
ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(クリストファー)
ダンディ・ニュートン(リンダ)

【監督】
ガブリエル・ムッチーノ

【公開年】
2006年

おすすめポイント!

最初から最後のギリギリまで、本当についていないんですよね。

正直、自分の人生に同じようなことが起きたら、きっと途中でやけを起こしてしまうレベルです。

それでも、決してひねくれず、希望を持ち続け必死にあがき続ける姿は感動です

実の親子で演じていることもあり、親子間のやり取りは本当に愛が溢れています

物語の中盤で、息子に語り掛けるシーンがあるのですが、そこでは役柄をとっぱらって、素の父親、ウィル・スミスの思いが込められているように感じられます。

7、シカゴ7裁判

アメリカ史上最も理不尽な裁判を暴く!

あらすじ

アメリカ史上最も理不尽といわれたシカゴ7裁判をリアルに描いた実話です。

ベトナム戦争の抗議運動を平和的に行うはずが、シカゴ警察との衝突が起きてしまい、そのことを理由に逮捕・起訴された7人の若者の裁判の物語

本来、公正に行われるはずの裁判が、実は政治が絡んでおり、陪審員の買収や盗聴といった不正によって事態は悪化の一途を辿ります。

当初は、ベトナム戦争の反対を訴えることを目的にしていたにもかかわらず、裁判は長引き、その間に多くの若者が戦争によって命を落としていきました。

作品の随所に、当時の映像も使われ、よりリアルに歴史を感じられるのも見どころのひとつです

アメリカの根深い人種差別問題や、裁判の公平とは何なのか。
現代にも疑問を投げかける作品です。

キャスト・監督・公開年

【キャスト】

エディ・レッドメイン
ジョセフ・ゴードン=レビット
サシャ・バロン・コーエン
マイケル・キートン
マーク・ライランス

【監督】
アーロン・ソーキン

【公開年】
2020年

おすすめポイント!

アメリカ近代史の中でも大きな転換期であった時期の物語。

複雑な部分もありますが、今のアメリカの成り立ちを知れる作品です。

差別偏見はなくなるのか。
公平正義とは何か

様々なことを考えさせられる作品です。

まとめ

休み時だとなんとなくダラダラして終わってしまう…

そんな時こそ映画やドラマをじっくりと集中して観てみるのがおすすめです。
最初は何の気なしに見始めたものに夢中になってしまう経験は、平日の忙しい時にはできないこと。

私はこの年末年始の休みに、このベスト7以外にも15作品ぐらいの映画、ドラマを観ました。
(観すぎですね…笑)

映画やドラマから感じること、学べることは意外と多い。
怠けているようで、頭はフル回転していることもあるので、実はいいのかも?

冬休み、残り僅かにはなりましたが、何を観ようか迷っている方の参考になれば幸いです

おすすめ作品まとめ

1、ビリーブ 未来への大逆転
2、ミッドナイト・スカイ
3、クイーンズ・ギャンビット
4、エノーラ・ホームズの事件簿
5、アウトブレイクー感染拡大ー
6、幸せのちから
7、シカゴ7裁判

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