以前、バンクーバーのおすすめのスーパーについて紹介しました。
今回は、生活用品やコスメから食料品まで幅広い商品を取り扱っているバンクーバーのドラッグストア情報を紹介していきます!
バンクーバー歴1年半の私が推す、バンクーバーのドラッグストアの特徴やおすすめのお店を紹介します。
カナダドルの円換算は1CAD=81.26円(2020年9月1日時点)
意外と便利なバンクーバーのドラッグストアの特徴
日本からバンクーバーに来る時に、生活用品をどのぐらい持って行けばいいのか悩みますよね。
「なるべく荷物は少なくしたいけれど、バンクーバーで手に入れられなかったら困る」
ちなみに心配性の私がまさにそのタイプでした。
シャンプーやボディークリームなど様々な生活用品を「海外の物は合わないんじゃないか」と思い、大容量のスーツケース2個がパンパンになるぐらい日本から持参しました。
しかし、結果的にほとんどの物はバンクーバーでゲットできましたし、むしろ日本の物よりお得だったり、自分に合っていたりする物もありました。
そんなバンクーバーのドラッグストアの特徴を紹介します。
1、基本的な生活用品が手に入る
バンクーバーのドラッグストアでは、基本的な生活用品を揃えることができます。
日本のドラッグストアと同様に、薬や医薬品以外の生活雑貨や食料品なども取り扱っています。
洗剤や掃除用品、化粧品からシャンプーまで、生活に欠かせない商品を全てゲットできるのでとても便利です。
お店によって品揃えが違うので、私がバンクーバーにいた頃は、価格調査も兼ねて仕事帰りや友達と会った帰りなど、ほぼ毎日ドラッグストアに通っていました。
そのぐらいいろいろな商品を取り扱っていて、バリエーションも豊富です。
2、物によっては日本より安い?
洗剤やシャンプーなど生活用品を買う時に、値段だけ見ると「日本より高い?」と思う人もいるでしょう。
しかし、内容量をチェックしてみると実は日本より安い物もあります!
様々な物がアメリカンサイズ(カナダですが)で日本より容量が多かったり、セールも頻繁に行われたりするため、実際は日本で買うよりも安く済む場合があります。
セールで4.99CAD(約400円)
セールで3.99CAD(約325円)
上の写真のように、ニベアやパンテーンといった日本でも使われているブランドの商品もあり、しかも種類も豊富で内容量も多いとなると、日本よりお得に感じますよね。
慣れてくると現地の製品で良い物を見つけられますが、最初の頃はなんとなく見知ったブランドの方が安心できるのではないでしょうか。
3、薬剤師が常駐している
バンクーバーに限らずカナダのドラッグストアには、薬剤師が常駐しているPharmacy(ファーマシー)薬局があります。
小さな店舗だとファーマシーがない店舗もありますが、ある程度の大きさの店舗であれば奥の方にPharmacyの看板を見つけることができます。
ファーマシーには専門知識を持った薬剤師が常駐しており、医師からの処方箋の受付や、薬に関する問い合わせなどの対応をしています。
カナダには、日本では処方箋がないと手にできないような、かなり強めの薬剤も店舗で購入することができ、中には日本人の体には合わないものもあります。
さらに、薬の処方の仕方も英語で記載されているので、よく理解できないまま使うと危険な場合もあります。
そういった時に、ファーマシーにいる薬剤師に助けを求めることが可能です。
自分の症状を伝えて、適切な薬や投薬の方法を教えてもらうことができます。
私は、突然謎の発疹に襲われてかゆみ止めを探す際に、ファーマシーの薬剤師に助けてもらいました。
もちろん、一番確実なのは病院に受診し、医師の診察を受けることですが、その時の症状を緩和するために、街の薬剤師の力を得られるのは助かりますよね。
4、インフルエンザの予防接種が受けられる
10月や11月になり気温が下がってくると、バンクーバーもインフルエンザ(ful:フル)のシーズンになります。
日本でインフルエンザの予防接種を受ける場合、病院で医師に予防接種をしてもらう必要がありますが、カナダでは、ドラッグストアで受けることができます。
先ほど紹介したファーマシーの薬剤師が予防接種をしてくれるので、わざわざ病院を受診する必要はありません。
秋から冬のシーズンになると、ドラッグストアの外の看板には
Take flu shot!
(インフルエンザの予防接種をしよう!)
という、インフルエンザの予防接種を推奨する文字を見かけるようになります。
ただし、ドラッグストアで予防接種を受けるのには条件があるようで、私が冬にドラッグストアで予防接種を受けようとした際には、BC州(ブリティッシュ・コロンビア州)の健康保険MSPに加入している人のみ対象ということでした。
その時や場合によって予防接種を受けられるのに条件がある場合もあります。
接種を希望する場合は、ドラッグストアの薬剤師にご相談ください。
5、サプリメントの種類が豊富
バンクーバーのドラッグストアを初めて利用した時に驚いたのは、サプリメントの種類の多さでした。
特に充実しているのがビタミン剤。
バンクーバーは冬になると雨季になり、太陽の光を浴びれる日は一週間に一度あればいい方。
というぐらい毎日曇りや雨の日が続きます。
人間の体には、太陽の光を浴びて生成されるビタミンDという成分があります。
バンクーバーの冬の気候の場合、日照時間が少ないため、このビタミンDの生成が難しくなってしまうそうです。
ビタミンDは、人間が前向きに生きていこうとする気持ちの部分に大きく関係しており、ビタミンDが生成されないと、気持ちが落ち込んだり、鬱傾向になってしまったりというトラブルを引き起こします。
ビタミンを食事から接種することもできますが、より手軽にビタミンDを体内に取り込むためにサプリメントを使うという人が多いです。
私はその専門家ではないので、詳しい説明できませんが、サプリメントを摂り、足りない栄養素を補い、健康を保つという方法が定着しているようです。
サプリメントに興味がある人にとっては、陳列しているサプリメントの種類を見るだけでも面白いのではないでしょうか。
バンクーバーの最強ドラッグストア
あえて『最強』と入れましたが、今回紹介するドラッグストアは何でも揃いますし、価格も安くてまさに『最強』です。
Shoppers Drug Mart
Shoppers Drug Mart(ショッパーズ)は、バンクーバーのダウンタウンを始め、郊外まで様々な地域にある、人気のドラッグストアです。
NO NAMEブランドを扱っているので、安い物が手に入りやすい
以前、とにかく安さ重視の人におすすめのスーパーにNO FRILLS(ノーフリルズ)を紹介しました。
このNO FRILLSの自社ブランドNO NAMEブランドの商品をショッパーズでも扱っています。
そのため、かなりの商品を通常よりも安く手に入れることができます。
ポイントカードを活用すると最強!
ショッパーズでは、NO FRILLSでも使えるポイントカード、PC Optimumカードが使えます。
そのため、ポイントが貯まりやすく、ポイント還元率も良いのでお得感が止まりません!
アプリをダウンロードすれば、簡単にポイントカードが作れますよ。
LONDON DRUGS
LONDON DRUGS(ロンドンドラッグ)は、ダウンタウンの中でも大きなストリート、グランビルストリートの目の前に位置する、待ち合わせ場所にぴったりなドラッグストアです。
大きな看板が目印になって、よく友達とここで待ち合わせをしていました。
バンクーバーに来たばかりで、右も左も分からなくてもここならきっと安全に待ち合わせできるはず!
品揃えが豊富!
ロンドンドラッグは、品揃えが豊富です。
特にこのグランビルストリートの店舗は、1階と地下の2階建てになっており、地下のフロアにはフライパンや包丁といった調理器具から、掃除機やヘッドフォンまで何でもそろっています。
シェアハウスに引っ越ししたての時や、生活用品を揃える必要がある時などには、ここに来ると比較的なんでも揃えられるでしょう。
定番のカナダ土産がゲットできる
ロンドンドラッグには、カナダの定番お土産を求めて多くの観光客や留学生が訪れます。
先ほども紹介したメープルクッキーやメープルシロップなど、カナダならではのお土産を多く取り揃えていることや、ホワイトニングの歯磨き粉やヘアオイルなどを個人用ではなくお土産として購入できるからです。
まとめ
バンクーバーのドラッグストアの特徴やおすすめの商品などを紹介しました。
何かとお金がかかる海外生活。
少しでも節約しながら、でもいい物もゲットして生活できると嬉しいですよね。
次回は、今回紹介した最強ドラッグストアをさらに深掘りして紹介していきます!
ポイント
<意外と便利なバンクーバーのドラッグストアの特徴>
1、基本的な生活用品が手に入る
2、意外と日本より安い物もある
3、薬剤師が常駐している
4、インフルエンザの予防接種を受けられる
5、サプリメントの種類が豊富
<バンクーバーの最強ドラッグストア>
● Shoppers Drug Mart (ショッパーズ)
・安い物が手に入りやすい(NO NAMEブランド取り扱いあり)
・ポイントカードを活用すると最強
● LONDON DRUGS(ロンドンドラッグ)
・品揃えが豊富(食料品から生活用品、調理器具まで)
・定番のカナダ土産がゲットできる