IELTSのライティングタスク2で評価されるポイントとカナダで学んだ5つの攻略法

英語学習
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IELTSのライティングタスク2といえば、エッセイです。

エッセイとは論文のようなもので、設問を受けて自分の意見を論理立てて記述するものです。

このライティングタスク2、エッセイが私は大嫌いでした。

そしてエッセイが嫌い!
タスク2が嫌い!
という人は私だけではないはず。

今回は、タスク2の特徴や、試験官がチェックするポイント。
そして私がカナダでIELTSを受験する際に、現地の講師から学んだ5つの攻略法を紹介します。

これを読めば、IELTSのライティングタスク2の実態が見えてくるはず!

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IELTSの最大の難関!ライティングタスク2とは?

リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング
この4技能から英語力をはかる試験のIELTS。

それぞれに難しさはありますが、多くの人がライティングで苦戦し、ライティングの中でも特にタスク2でつまづくことが多いです。

私もIELTSに向けて勉強しだした当初は、タスク2の難しさに震えました(笑)

リスニングやスピーキング、リーディングなどは感覚で行ける部分もあったのですが、ライティングのタスク2は感覚だけでは絶対に歯が立ちません

IELTSの中でも最難関といわれるタスク2とは一体どのようなものなのでしょうか?

IELTSのライティングタスク2の特徴は?

IELTSには、大学やカレッジの入学条件としてスコアの提出が求められているアカデミック・モジュールと、アカデミックな目的以外、カナダやニュージーランドへの移住のために必要なジェネラル・モジュールの2種類のテストがあります。

ライティングのタスク1は、アカデミックとジェネラルでテスト内容が違いますが、ライティングのタスク2は、アカデミック、ジェネラル関係なく、どちらも同じ内容です。

タスク2の基本情報

問題文に対して、250文字以上のエッセイ(論文)を記述します。
→250文字以上であれば制限はないが、250以下だと減点対象になる

提示される問題のテーマは様々です。

<主な問題のテーマ>

・教育
・環境問題
・社会問題
・テクノロジー
・健康
・経済
・観光
・文化
・自然環境   など

制限時間

ライティングは、アカデミックとジェネラルでトピックが異なるタスク1共通部分のタスク2の大きな2問で構成されています。

タスク1タスク2を合わせて制限時間は1時間です。

その中でもタスク2の方が採点配分が大きく、ウェイトも重いため、一般的には、タスク1に20分タスク2に40分の時間配分が適切といわれています

採点配分

タスク1とタスク2の採点配分は以下のようになっています。

タスク1 = 150文字以上で33%
タスク2 = 250文字以上で66%

いかにタスク2が得点の割合を大きく占めているかが分かりますよね。

私が語学学校でIELTS対策コースを受講していた時に、講師からアドバイスされたのが、タスク1がダメそうなら、早々に見切りをつけてタスク2に全力を注げ!でした。

タスク1に時間を割くよりも、配点の割合が高いタスク2に全力投球した方が、スコアにつながりやすいのです。

出題される5つの設問スタイル

1、賛成 or 反対
2、メリット or デメリット
3、問題解決のための提案
4、2つの観点の解説と意見を展開
5、2つの質問への解答

IELTSライティングタスク2で評価される5つのポイント

では、ライティングのタスク2が採点される際に、どのようなポイントが評価されるのでしょうか?

チェックされるポイントを抑えれば、エッセイを書く際にそれを参考しながら描き進めることができます。

1、ライティング能力と文章構成能力

1つ目は、ライティング能力と文章構成能力です。

250文字以上エッセイを書くとなると、注意しないとただの感想文になって、エッセイではなくなってしまいます。

基本的なエッセイの構成です。

① 導入(Introduction)

・問題のサマリー(要約)を書く
・設問に対する自分の意見を提示する

② メインパート1

・自分の意見をサポートする内容を書く
・順序立てて説明をする

③ メインパート2

・パート1の部分と反対の意見や具体例などを書く
・パート1をより掘り下げた内容にする

④ 結論(Conclusion)

・改めて導入部分を要約し、自分の意見をのせる
・エッセイのまとめとなるような内容にする

この構成をベースにしっかりとしたライティングができているかがチェックされます。

2、自分の意見がしっかり述べられているか

2つ目は、自分の意見がしっかり述べられているかです。

IELTS対策サイトを見ていると、モデルエッセイ模範解答といった答えがのっている場合があります。

モデルエッセイの中から使えそうな文章をコピーして使っちゃおう!
と考えてしまいますが、エッセイを採点する試験官の目をあなどってはいけません。

彼らは、あなたの文章を一目見ただけで自分で書いたオリジナルの文章か、どこかからコピーしたものなのかすぐに分かります。

どんなに完ぺきな文章が書けていたとしても、コピペの文章では点数になりません。

大切なのは、自分の言葉でオリジナリティーの高い文章を書くことです。

3、問題の意図を正しく読み取れているか

タスク2の問題形式は5パターンがあると紹介しました。

1、賛成 or 反対
2、メリット or デメリット
3、問題解決のための提案
4、2つの観点の解説と意見を展開
5、2つの質問への解答

これらの問題の意図を正しく読み取って、質問文に合ったエッセイを書くことが必要です。

ライティングのタスク2の例題を紹介します。

People who cause their own illnesses through unhealthy lifestyles and poor diets should have to pay more for health care.

To what extent do you agree or disagree with this opinion?

IELTS-Exam.net Writing task 2 #213 より

日本語訳

不健康な生活スタイルや消化不良などが原因で病気の人は、健康保険料をより多く払うべきである。

この意見にあなたはどのくらい賛成、または反対ですか?

To what extentdo you agree or disagreewith this opinion?

この質問にはagree or disagreeとあるので、紹介した5パターンの問題形式の1番にあたる賛成 or 反対の質問であることが分かります。

その前にはTo what extentという「どのくらい」という程度を表す表現があるのがポイントです。

そのため、問題を正しく理解していることを証明するためには、賛成、反対の意見だけではなく、どの程度賛成 or 反対なのかを表す言葉を入れる必要があります。

4、文章全体の読みやすさ

4つ目は、文章全体の読みやすさです。

なるべく高スコアをゲットしたいからと、あえて難しい表現や単語を文中に取り入れるというワザを使おうとしてしまいますが、実は逆効果になる場合があります。

エッセイは自然な流れで文章構成をすることがポイントなのに、突然、不自然な表現の単語やイディオムが出てくると読みづらくなり、エッセイ全体が不自然になります。

私も最初は、できるだけ長くて常用しない単語や表現をガンガン盛り込んでみたのですが、IELTS対策コースの講師から「気持ちは分かるけれどとても読みづらい」とばっさり切られました。

また、エッセイの接続詞の使い方にも注意が必要です。

文章のパラグラフをつなぐために使うのが接続詞ですが、目的もなくテンプレート的な使い方をすると、オリジナリティーが低いと判断されスコアが下がります。

典型的な接続詞の使用例

<メインパート1>
Firstly, I storongly agree with this opinion. Because….

<メインパート2>
Secondly,
On the other hand,

<結論部:Conclusion>
In conclusion,

こういった接続詞は、あまりにも典型的すぎるので、オリジナリティーが低いと判断されることが多いです

ただ、この表現を使ってはいけないというわけではなく、使い方に工夫やオリジナリティーを加えることが大切です。

例えば、最初の掴みの部分ではFirstlyを使い、それ以降は接続詞は使わずに文章でしっかりつないでいければ、かなりオリジナリティーを出すことができるでしょう。

5、同じ表現が何度も使われていないか

最後のポイントは、同じ表現が繰り返し使われていないかです。

IELTSのライティングタスクでは、タスク1、2に関わらずパラフレーズ(言い換え)が大きなポイントになります。

エッセイの書き始めの導入部分には、問題文の要約を書くのが一般的なのですが、問題文をそのままコピーしたような文章だと、スコアにつなげることができません。

別の言い回しや他の単語を使って表現できると、語彙力が豊富だと判断されます!

パラフレーズをのポイントは、単語や表現を変えるだけで、本来の意味まで変えないことです。

違う言葉を使おうと意識し過ぎて、気づいたら全く別の意味になってしまった…

となると、そもそもエッセイとして成立しなくなります。

難しい単語や表現を無理に使う必要はありません。
分かりやすく端的な表現で書くことが大切です。

いきなり英語でIELTS対策するのはハードルが高い!
という方はまず、日本語で勉強してみましょう。
ブリティッシュ・カウンシルは、IELTSを運営している公式機関です。

カナダで学んだタスク2を攻略する5つの鍵

私はカナダに渡航してから約半年ぐらい経った時に、バンクーバーでIELTSを受験しました。

私がカナダでIELTSを受験するまでの詳しい話はこちらの記事で紹介しています。

当時は語学学校のIELTSコースで勉強しながら、分からない所はIELTSのことをよく知っている現地の講師に聞いていました。

その中で教わったIELTSのタスク2を攻略する5つのカギを紹介します。

① とにかく問題を解く!エッセイを書きまくる

タスク2は、とにかく問題を解いて感覚を掴むしか方法はありません。

IELTSのライティングの問題は、テーマや問題形式も様々。
しかも、模範解答はコピーできない。
正解がないというのが、エッセイの難しさです。

まずは、タスク2の問題形式に慣れること。

最初に紹介した5パターン、それぞれの質問にどう答えればいいのかが分かれば、あとは問題のテーマに沿った自分の意見を書くだけです。

環境問題や社会問題といった大枠のテーマで、ある程度自分の意見のベースを形作っておけば、ある程度応用をきかせられるようになります。

とは言っても、なかなかその感覚を掴むまでが難しいのですが…

私がカナダのAmazonで購入して解きまくった問題集のひとつです。

解説も全て英語ですが、最初は読み込むのに時間がかかっても、時間をかけて読み解けばしっかり理解できるようになっています!

私が利用したチューターが紹介してくれた参考書です。

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② 添削してもらい、フィードバックを受ける

私はエッセイの添削とスピーキング対策のために、チューターの個別指導を受けていました。

自分が書いたエッセイの内容を誰かに添削してもらい、フィードバックを受けるのはとても大切です。

自分が書いている文章が正解かどうか、どのぐらいスコアが取れるかなんて自分で採点することはできませんし、そもそも書き方が合っているかどうかも分からない。

そのためには、IELTSに精通した人に添削してもらい、必要であれば修正や改善の提案を受けることも必要でしょう。

日本のIELTSのテスト運営機関IDPでは、ライティングの添削をしてくれるサービスを有料で提供しています。

自分ではチェックできない部分をプロにしっかり添削してフィードバックをもらうことで、より良いエッセイを書くことができますよ。

③ 模範解答やモデルエッセイを読み込む

先ほど、模範解答やモデルエッセイはコピーできないという話を紹介しましたが、コピーではなく、参考にするのはとても有効な勉強法です

モデルエッセイには、たくさんの役立つ情報が入っています。

自然な英語表現の使い方、接続詞のスマートな入れ方、意見のまとめ方など、参考にできる内容ばかりです。

そのまま文章として使うのではなく、情報として応用させるために、模範解答やモデルエッセイを読み込んでみましょう!

④ 英語のニュース記事やコラムを読む

タスク2の問題文のトピックとして扱われるテーマは、身近な健康や教育に関することから、世界規模の環境破壊の問題など様々です。

身近なトピックであれば実体験をベースに書けますが、あまりにも自分の知らないトピックだと、そもそもネタがないということもあります。

そこで、英語のニュース記事コラムなどを読むことで、今世界で起きていることを知り、英語でどう表現するのかも学ぶことができます。

SNSでもそういった海外のニュース記事や事件をキャッチすることは可能です。

いきなり高いハードルを超えようとせずに、毎日できるような小さな積み重ねを続けていくと、それがライティングのエッセイを書く際に役立つこともあります。

⑤ スペルミスは論外!単語をしっかり覚える

IELTSの最大の落とし穴でもあるスペルミス。

せっかくいいエッセイが書けてもスペルミスがあれば、減点対象になってしまいます。
毎日書いていたはずなのに、試験の緊張からか、ど忘れしてしまうこともあります。

そこで初心に戻って単語学習をするのも大切な勉強です。

ちなみに、私がIELTSを受験した時は、頭が真っ白になってbeautifulのスペルが出てこなくなりました。

そんな予想外のハプニングに見舞われるのもIELTSです。
基本中の基本ではありますが、単語学習も欠かせません。

日本に帰ってきてからIELTSの勉強を再開しようと購入した単語帳ですが、とても役立っています。

手軽にパラパラとめくりながら単語の勉強ができるので便利です。

まとめ

今回は、IELTSの中でも難易度の高いライティングのタスク2について紹介しました。

エッセイを書くことは、自分の考えを論理立てて説明する訓練になったり、それまであまり考えなかったトピックについて考えたりする機会になります。

問題の形式や、自分の考えを英語でまとめるコツを掴むまでには時間がかかります。
気長にコツコツ準備をしていきましょう!

ポイント

<IELTSの最大の難関!ライティングのタスク2とは?>

・40分以内で250文字以上のエッセイを書く
・ジェネラルもアカデミックも問題形式は同じ
・問題のトピックは健康、文化、社会問題、教育など様々

<タスク2でチェックされる5つのポイント>

1、ライティング能力と文章構成能力
2、自分の意見がしっかり述べられているか
3、問題の意図を正しく読み取れているか
4、文章全体の読みやすさ
5、同じ表現が何度も使われていないか

<私が実践したタスク2の5つの勉強法>

① とにかく問題を解く!エッセイを書きまくる
② 添削をしてもらい、フィードバックを受ける
③ 模範解答やモデルエッセイを読みこむ
④ 英語のニュース記事やコラムを読む
⑤ スペルミスをしないように単語をしっかり覚える

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