【カナダワーホリ失敗談】残念な失敗談から学ぶ!悔いのないワーホリにするための5つのポイント

ワーホリ
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私がカナダワーホリで過ごした一年の間に、いろいろな失敗や残念なミスがありました。

今振り返ると「なんでそんなこと…」と思うような残念なものが圧倒的に多い!
幸い命にかかわるような重大なミスではなく、笑い話にできるようなものです。

それでも、当時の自分にとっては正しい決断だと信じて決めたこと。
思い込みって、無知って怖いですよね…。

そこで、今回はこれからワーホリに、特にカナダへワーホリに行こうとしている方が、私と同じような失敗を繰り返さず、悔いのないワーホリにするためのポイントを紹介していきます!

私の失敗談が少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。

私のワーホリの全てが失敗だったという訳ではありません。

むしろ学んだことや、得た物は多すぎるぐらいなので、ぜひ下の記事も合わせてチェックしてみてください。

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筆者の残念すぎるワーホリ失敗談

カナダの基本情報を知らずに失敗!

1つ目は、カナダの基本情報を知らなかったことによる失敗です

私がバンクーバーに着いて1か月が過ぎた頃、探していたローカルカフェのバリスタのポジションで採用が決まりました。

望んでいたバリスタの仕事。
英語での接客。

楽しみな気持ちは高まりましたが、実際にレジでお客さんの注文を受けてお会計を伝える時に大失敗をやらかしました。

金額を英語でなんと読むかが分からないんです!

レジのディスプレイには以下のような表示が…

TOTAL $3.51

合計は3ドル51セント。
それは分かるのですが、英語でなんと伝えるのか分からない。

筆者
筆者

”Three point fifty one”
”Three five one”
“Three dollers fifty one cent”

ひたすら頭に浮かんだそれっぽい単語を並べて伝えてみたのですが、結局お客さんはカード払いでそこまで金額を気にする様子もなくスルー。

ただ「合計金額を読みあげることもできない」残念感を味わうことになりました。

さて、これからカナダに渡航しようとされている方。
$3.51
なんと読むか分かりますか?

人によって様々ですが、私が教わった正解は

Three fifty.

だけです。
ドルもセントも言いません。
簡単ですよね!

実は、カナダは2012年から1セント硬貨の流通を廃止しています

そのためこの場合、51セントと表示はありますが、1セント硬貨がないため切り捨てとなり、実際は50セントと伝えるのが正解です。

これには諸説あります。

クレジットカードでの支払いだと、1セントまできっちり引き落とされるので、正確に1セントを切り捨てずに伝える人もいました。

お店によっては、レジに入力すると1セント分を自動的に切り捨て、切り上げ表記をしてくれる場合もあるようです。

とにかく、生きていくために必要なお金事情を知らないことで失敗するのは、残念すぎるし生活にも大きくかかわることなので、ヒヤッとしました。

その他にもカナダの習慣や文化、NGなワードや態度などを知らずに恥をかいたこともいくつかあります。

特に、TIP文化は知らずにいくと失礼に当たるので、どのぐらいを支払うのが妥当なのか、どのタイミングで支払うのかは知っておくベターでしょう

※TIPの支払いや金額については『ワーホリ中のリアルな生活費公開!』の記事の中で少し触れています。

イメージ先行のシェアハウス選びで大失敗!

2つ目は、シェアハウス選びでの失敗です

カナダに来るまでシェアハウス生活をしたことはなかったので、ワーホリで初シェアハウス経験ができるのを楽しみにしていました。

よくあるドラマやドキュメンタリー番組のように、シェアメイトと楽しい共同生活が待っている!
と期待してシェアハウスを探しました。

せっかく暮らすならシェアメイトの人数が多い方が楽しいかな

そう安直に考え、最初に選んだのは日本人女性5人で暮らすシェアハウス。

ところが、実際に暮らしてみると、バス・トイレ・洗面所が1つしかないため、朝晩は大混雑
キッチンも1つなので、夕飯時には順番に使わないといけない

自分の生活リズムを他のシェアメイトに合わせて変えなくてはならず、とてもストレスでした。
結局、そのシェアハウスでの生活はミニマムステイの3か月で終了。
また新しい所に引っ越すことになりました。

他にもいろいろとイメージ先行でシェアハウスを選んだばかりに、数々と失敗を重ねてきました。

<筆者のシェアハウス失敗談>

・ベースメントに暮らすなんて日本ではなかなかない経験だから住んでみよう!
→ベースメントなので日が当たらず真夏でも寒い。

・海外の方と生活したら楽しそう!
→生活習慣や価値観が違い過ぎて、私は適応できず…。

・人数が少ない方が気楽でいいかも?
→最初の方とは仲が良かったが、次に引っ越してきた方と相性が合わず…。

とにかくシェアハウス選びではとことん失敗、というか運が悪かったのか、様々なハプニングに見舞われた私の体験談は別の記事で詳しく紹介しています。

一番見たかったオーロラを見に行けずに帰国!?

3つ目は、一番見たかったオーロラを見に行けないまま帰国になってしまったこと

私がワーホリの渡航先にカナダを選んだ目的のひとつに「オーロラを見る」がありました。
テレビや写真でしか見たことのないオーロラを肉眼で見てみたい。
そう思っていたのに、なぜ見られないまま帰国になってしまったのか。

何度か友達に誘われて一緒に行けるチャンスはあったんです。
しかもワーホリから就労ビザに切り替えていたので、実質カナダには1年以上住んでいました。

それなのになぜ…

理由は簡単。
計画性と貯金の無さです

私がカナダで行きたかった所はオーロラ以外にもいろいろありました。
ナイアガラの滝、モントリオール、ケベック、ウィスラー、PEI(プリンスエドワード島)などなど。

ただ、これら全てに行くにはお金も時間もかかります。

さらに私の場合、ワーホリ後半では就労ビザ取得にお金と時間がかかっていました

就労ビザ取得にかかった時間やお金については『【体験談】カナダでワーホリから就労ビザを取得するまで』で詳しく紹介しています。

なので、行きたい場所全てに行けるほどの余力がなくなってしまい、泣く泣くオーロラ観測は諦めました。

一番行きたくて、渡航先をカナダに選んだ最大の目的でもあったオーロラ。
それが実現できなかったのは大きな失敗です。

ただ、ナイアガラの滝モントリオール、ケベック、ウィスラーには行けました!

どこもとても素敵だったのですが、その中で特に美しかったモントリオール観光について、以下の記事で紹介しています。

語学学校に6か月通ったこと

4つ目は、語学学校に6か月通ったことです

カナダのワーホリでは最長6か月なら、学生ビザ無しで学校に通うことができます
私は英語力に不安があったので、マックスぎりぎりの6か月語学学校に通うことにしました。

しかし、それも今思うと長すぎでした。
別の記事で紹介していますが、2、3か月で十分。

学校に通っている時間は当然ですが働けません。

スタバで働いていた私にとって、一番チップが入るオープンから朝のラッシュ時間帯にシフトに入れなかったのはかなり痛かったです。

詳細は『6か月の語学学校は長すぎた!!ワーホリで語学学校はどのくらい通えば効果的?』で紹介しています。

もっといろいろな集まりに参加すればよかった

5つ目は、もっといろいろな集まりに参加すればよかったこと

ワーホリは人脈が命です。

あちこちのお店にレジュメを渡すよりも、知り合いから仕事を紹介してもらう方が100倍楽ですし、シェアハウス探しも知り合いのおすすめなら変な物件ではないと確証が持てます。

そんな人脈をゲットするためにも、いろいろな集まりに参加することは大切な機会でした。

それを私は「疲れているから」「なんとなく気乗りしない
といった理由で結構な数断ってしまっていました。

もちろん、安易にいろいろな人と出会うことで、自分の安全が守れないのではないかという不安があったことも事実です。

不特定多数に会うことで、特に女性は狙われる可能性が高まります。
(美人、普通とか外見の見た目は関係なしに)

そういったリスクに対しての警戒心が高すぎて参加できなかった集まりもいくつかあります。

ただ、警戒したうえで、誘われた時にはちらっと顔を出してみてもよかったのではないかとも思います。

ワーホリで残念な失敗をしないための5つのポイント

では、私のような失敗をしないためにはどうすればよいのでしょうか?

ワーホリから帰国して「あーすればよかった」「こうだったらよかった」と後悔しないための5つのポイントを紹介します。

1、渡航先の基本情報は事前に調べておこう

1つ目はとても大切なこと。
渡航先の基本情報は事前に調べておくこと

私の失敗談でも紹介したように、お金の読み方について。
日本の生活で当たり前のようにしていることを、渡航先の国でもできるかどうか考えてみましょう

  • レジでの支払いは現金?それとも何かのアプリで支払い?
  • 洗濯機はどう使う?柔軟剤は英語でなんていう?
  • 救急車や警察はどうやって呼ぶ?
  • 電車やバスなど公共交通機関はどうやって乗る?

などなど、日本で日常的にあなたがしていることを、渡航先でどのように対応するのか調べておくのはとても大切です。

「用意周到すぎない?」
「現地で学んでいくから大丈夫」

もちろん、そういったスタンスでも問題ありませんが、いざという時に焦るのはあなたです。
渡航先での生活をイメージする意味でいろいろと調べてみてはいかがでしょうか。

2、シェアハウスはQOL重視で選ぶ!

2つ目はシェアハウスについて。
シェアハウスはQOL(生活の質)重視で選ぶ!
これに尽きます(笑)

内見した時にいたシェアメイトがどんなに素敵でも、シェアハウスそのものがどんなにおしゃれでも、大切なのは『生活の質

「夜寝るだけで、日中は学校や仕事でほとんど家にいないから」
とは言ってもトイレやシャワー、洗濯や食事は家でしますよね?

最低限の生活の質が保てる環境でないと、ストレスで体調を崩したり、余計な考えごとが増えたりして日中の生活にも差し障ってきます。

シェアハウスを決める時には、より実用的な生活に関わるようなポイントに注目して判断しましょう。
例えば…

・シェアメイトは何人?キッチンやバスルームの数は足りているか?

・近隣の環境は?
(治安・騒音・スーパーが近くにあるか?など)

・シェアハウスのルールは?
(掃除は当番制?ランドリーの使用時間は決まっている?)

etc…

掃除、洗濯、炊事といった生活に密接にかかわるような部分にこだわって探すのがコツです。

3、旅行は計画的に予定を組もう

3つ目は、旅行は計画的に予定を組もう

私がカナダワーホリで最大の目的としていた「オーロラ」
あなたにも「これだけは外せない!」といった旅行先ややりたいことがきっとありますよね。

それは必ず予定に組み込んでおきましょう。
そうでないと私のように帰国してから後悔します!

渡航したら他にやりたいことができて、目当ての場所や、やりたいことが変わることもありますが、最初に「行きたい」「やりたい」と思ったことって、本当に大切だと私は思います。

予算や日程、誰と行くか、はたまた独りで行くのか。
ある程度イメージしておくと、有効に目的を達成できるはずです。

4、語学学校はあくまでオプションと捉えよう!

4つ目は、語学学校はあくまでオプションと捉えよう!です

私はワーホリビザの申請をするにあたって、エージェントを利用しました。
そこでアドバイザーから言われたのが「語学学校は”念のために”行った方がいい」でした。

英語力に不安がありますよね?
→そもそも不安がない人なんかいなくない?(笑)

渡航してすぐはなかなか仕事も見付からないので、学校で友達を探してそこから仕事探しをすると、精神的に楽ですよ
→語学学校に通っても仕事が見付かるかは分からないよね?(笑)

どれも今思えば言い返せるような言葉なのですが、ワーホリ出発前にこんなことを言われると「語学学校には行くべきなのではないか」と思ってしまいますよね。

ですが、ワーホリで語学学校に通うのはあくまでオプションです

私がワーホリで出会った友人、知人には、語学学校に通わず自力で勉強して英語力を身に付けた人や、渡航して1、2週間で仕事を見付けて働き始め、友達を作っていった人がたくさんいました。

渡航してから語学学校に行かなくても生きていける事実を知りました。

エージェントに言われるがまま、不安な気持ちを焚きつけられて、なし崩しに語学学校に行くのを決めるのではなく「本当に自分に語学学校は必要か?」をしっかり考えてから決めることをおすすめします。

5、無理のない範囲でいろいろな集まりに参加してみよう!

5つ目は、無理のない範囲でいろいろな集まりに参加してみよう!です

誰かに誘われたイベントや集まりなどに参加してみると、新しい出会いや人脈を手に入れられる可能性が高まります。

ワーホリで大切な仕事探しや、家探しの際に”人脈がある”ことは大きなアドバンテージとなり得るからです。

もちろん、ここのポイントは『無理のない範囲で
集まりやイベントによってはお金が発生する場合もありますし、疲れているのに無理に参加して体調を崩してしまうこともあります。

自分にとって無理のない範囲で、できるだけいろいろな人と会ってみると、より充実したワーホリを過ごせると思います。

まとめ

私のカナダワーホリの失敗談を元に、同じような失敗を繰り返さないための5つのポイントを紹介しました。

私はいろいろと残念な失敗をしてしまいましたが、これを読んだこれからワーホリに行くあなたが、後悔のないワーホリを過ごす一助になったとしたら嬉しいです。

ただ、ワーホリの成功や失敗は誰にも分かりませんし、正解は本人しか持っていません。

万人にとって「成功」と呼べるようなワーホリにすることを目標にするのではなく、自分のやりたいことや目的を達成できるワーホリになることを祈っています!

ポイント

<ワーホリで「残念な失敗」をしないための5つのポイント>

1、渡航先の基本情報は事前に調べておこう
2、シェアハウスはQOL重視で選ぶ!
3、旅行は計画的に予定を組もう
4、語学学校はあくまでオプションと捉えよう
5、無理のない範囲でいろいろな集まりに参加してみよう!

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