カナダのアパレルショップやブランドショップに行くと、かわいいデザインの服や質の高い商品をたくさん見つけることができます。
しかし、決して安くはない値段。
バナナやパンといった食料品と同じ要領で買うことはできないですよね。
欲しいけれど、今買わなくてもいいものだから…
と我慢しているカナダで暮らすあなたに朗報です！
カナダには服や電化製品など、普段なかなか手が出ない商品が激安セールでお得に買えるブラックフライデーとボクシングデーというスーパーセールの日があります！
今回は、絶対に見逃せないカナダのブラックフライデーとボクシングデーについて紹介します。
＜こんな人におすすめ＞
・カナダで服や靴を買いたいけれど、高いのでなかなか手を出せずにいる人
・日本へのお土産をまとめてお得に調達したい人
・ブラックフライデーとボクシングデーの違いや、どちらがお得か知りたい人
服や電化製品は年2回のスーパーセールまで待って！
ブラックフライデー、ボクシングデーまで待つべし
日本はサマーセールや歳末大売り出しといったセールが季節ごとに行われますが、カナダやアメリカといった欧米でセールと言えば、ブラックフライデーとボクシングデーが有名です。
衣類や電化製品といった日頃買わない日用品を買う大チャンスがこの2つの大セールイベントです。
それぞれのセールが行われる時期や特徴などについてはこの後詳しく紹介しますが、まずなぜこの2つのセールが特別なのかについて先に説明します。
50％オフは当たり前！70、80％オフまで！
ブラックフライデーもボクシングデーも値下げ幅が異常レベルで大きいです！
50％オフは当然のこと、70、80％オフといった割引まで実施しているので、定価の半額以下で購入することができます。
特にハイブランドと言われているようなブランドショップでのセールは見逃せません！
いつもだったら300ドル近くする商品が80％オフで60ドル程度で購入できるイメージです。
かなりお得ですが、それでビジネスが成り立つのかちょっと心配になるレベルですよね。
混雑具合も尋常じゃないので覚悟して！
値下げ幅が大きく、かなりお得なセールということは、みんな買い物に行くわけです。
そのため、混雑具合も尋常ではありません。
私がボクシングデーにバンクーバーのメトロタウンで買い物をした時には、ZARAのレジで1時間以上並んで待ちました。
レジに1時間！
そもそも店内に入るためにも並ぶ必要があり、どこの店に行っても商品を選んでいる時間より待つ時間の方が長く感じました。
特にカナダ最大のショッピングモールと言われるメトロポリスは、ブラックフライデーもボクシングデーもお正月の明治神宮や川崎大師並みに混んでいます（笑）
覚悟して出陣してください！
ブラックフライデー
まずは、アメリカ発祥のセールイベント、ブラックフライデーについて紹介します。
日程：11月の第4金曜日（アメリカの感謝祭の翌日）
ブラックフライデー（Black Friday）は11月第4木曜日アメリカの感謝祭の翌日の金曜日です。
2020年は11月27日（金）です！
ちなみに感謝祭（Thanksgiving Day）はアメリカとカナダで日程が異なります。
アメリカが11月なのに対し、カナダは10月の第2月曜日です。
最近では日本の企業でもブラックフライデーを取り入れているところが出てきましたね。
由来：なぜブラックフライデー（黒い金曜日？）
ブラックフライデー、直訳すると”黒い金曜日”ですよね。
一般的に言われているのは、感謝祭を終えた幸せいっぱいの人々が大量に買い物をしていくことで、お店の売り上げが増え「黒字化」するからと言われています。
※諸説あります。
アメリカ発祥のブラックフライデーが、いまや世界中に広がり、多くの商店でこのセールの日を盛り上げようと大幅な値下げを行い、集客を図っています。
クリスマス前ということもあり、この時期にクリスマスプレゼントを調達する人たちも多いそうです。
特徴：カナダではそこまで安くならない？
ブラックフライデーはアメリカでは大盛り上がりを見せますが、実はカナダはそうでもないようです。
そもそもカナダの感謝祭は10月にすでに終わっていることもあり、そこまで開放的な気持ちにはならないから？
いろいろと考えられる要因はありますが、カナダのブラックフライデーは、割引幅や盛り上がりといった部分ではアメリカほどの勢いはありません。
むしろ、ブラックフライデーはアメリカまで買い物に行くというケースも多く、旅行業界によるショッピングツアーが組まれるほどです。
国境が隣同士の特権ですね。
ボクシングデー
次に、1年の中で最もカナダのショッピングモールが賑わう、ボクシングデーを紹介します。
日程：12月26日（クリスマスの翌日）
ボクシングデーはクリスマスの翌日、12月26日です。
ちなみにこの日は祝日なので、心置きなく買い物を楽しめます。
ちなみに、ボクシングデーはイギリス発祥のため、カナダやオーストラリア、ニュージーランドといったイギリス文化の影響を色濃く受けている国で制定されています。
由来：なぜボクシングデー？（殴り合う？）
ボクシングデーと聞くと”ボクシング”＝殴り合い？というイメージを持ちますが、違います。
ボクシングデーは、元々クリスマスの翌日に使用人や郵便配達員など、クリスマスも休まず働いていた人々が、屋敷の主人からクリスマスボックスとしてお金やプレゼントなどをもらい、家族とそのボックスを開いて1日遅れのクリスマスを喜ぶという日でした。
つまり、ボクシングとは、ボックスの”Box”＝『箱』の意味です。
他にも諸説ありますが、どれもボックス”Box”の意味合いが含まれています。
殴り合う方のボクシングではありません。
特徴：この日のために節約するカナディアンも多い！
アメリカがブラックフライデーなら、カナダはボクシングデーといえるほど、カナダの商店が1年で最も賑わう日です。
一年で最も安くなる日。
それがボクシングデーです。
なぜそこまで安くできるのかというと、よく言われるのは、クリスマスの売れ残りという説です。
クリスマスを過ぎるとクリスマスプレゼントのために用意していた大量の商品が余ってしまいます。
そこで、それを効率的にさばくためにスーパーセールを行い、活気付けを図る狙いがあるという話を聞いたことがあります。
この日のために電化製品や服を買うのを我慢して、節約してきたというカナダ人も多いです。
カナダで買い物ならボクシングデーがねらい目！
カナダに住んでいるなら、ブラックフライデーよりもボクシングデーを狙うことをおすすめします。
ちなみに、私はブラックフライデーもボクシングデー、どちらも行きましたが、ブラックフライデーの方が安い商品をたくさん見つけることができました。
私は買いませんでしたが、テレビなどの電化製品はブラックフライデーよりもボクシングデーの方が値下げ幅が大きく盛り上がっていました。
カナダのボクシングデーで私がおすすめしたいのが、アパレルショップ系（服や靴など）のお店です！
かなり驚きの値下げ幅で販売しているので要チェックですよ。
ちなみに私がボクシングデーで以前ゲットした商品の一部も一応のせておきます。
＜経験者からのアドバイス＞
友達とボクシングデーやブラックフライデーに行く場合は、待ち合わせ場所を決めておいて後で合流がベターです。
それぞれ商品を見ている間にはぐれても、かなり混雑しているので見つけるのも一苦労。お互いストレスフリーに買い物したければ、買い物は個人プレーで終わってから合流した方が平和です（笑）
まとめ
カナダにいたら見逃せないブラックフライデーとボクシングデーについて紹介しました。
せっかくカナダに来たからには、カナダでしか買えない物を買ってショッピングを楽しみたいですよね。
長期滞在する人、ブラックフライデーの11月から年末にかけて滞在する予定のある人は、ぜひ☑してみてください。
ポイント
＜ブラックフライデーとは？＞
・11月の第4金曜日（アメリカの感謝祭の翌日）
・カナダではそこまで安くならないが、一応安くなる商品もある
＜ボクシングデーとは？＞
・12月26日（クリスマスの翌日）
・カナダにいたらこの日は見逃せない！値引き率も高いので要チェック！
