ワーホリで日本人のつながりが重要な3つの理由

ワーホリ
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これからワーホリに行こうとしている人、渡航を予定している人の中には「現地では日本人とは距離を置きたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

なぜなら私自身がそうだったから。

でも、生活していく中で、その考え方が自分にとって損だったことに気付きました。
むしろ、日本人のつながりが重要であることを様々な出来事を通して実感したのです。

筆者の経験談を踏まえて、なぜワーホリで日本人のつながりが重要なのか。
3つの理由を紹介します。

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私がワーホリで日本人を避けたわけ

私がカナダワーホリで日本人を避けたのには3つの理由があります。

日本人以外の人と関わりたかった

1つ目は日本人以外の人、海外の人と関わりたかったから。

せっかく1年限定のワーホリビザでカナダにいるのに、日本でも出会える日本人と関わるのはもったいないと思ったからです。

とにかく、せっかくの海外生活だから、そこでしか出会えない人=海外の人と積極的に関わることが目的でした。

その方が自分の知らない価値観や世界観を見られると思ったからです。

英語力を高めたかった

2つ目は英語力を高めたかったから。

私はワーホリで6か月語学学校に通いました。
(正直6か月は長すぎた…という体験談はこちらで紹介しています)

私のワーホリの目的のひとつに英語力を高めることがありました。

せっかく1年渡航するのであれば、何かを会得して帰国したい。
と渡航前から常々思っていたので、英語力を高めて自分のものにすることはかなり優先度が高かったです。

母国語が通じる日本人との付き合いは英語力を高めるのを妨げるのではないか。

そう考えたので語学学校でもなるべく日本人を避けて、年齢問わず他の国から来た学生と積極的にコミュニケーションを取るようにしていました。

おかげでスペイン語や韓国語なども少し覚えることができました。

語学学校あるあるでも紹介していますが、English Only Policy(母国語で話すの禁止ルール)がある学校でも、南米系(特にメキシコ、チリ、ブラジル)の10代の学生はガンガン母国語を話していました。

おかげでスペイン語も勉強できました。
(ここには書けない悪い言葉が主ですが…)

ロサンゼルスとバンクーバーの語学学校に通った筆者が感じた「語学学校の10のあるある」をこちらでも紹介しています。

慣れ合いたくなかった

3つ目は慣れ合いたくなかったという、超強気な理由です。

正直、語学学校やダウンタウンのカフェなどで日本人同士で一緒にいる人を見かけると「せっかくカナダまで来てなんで日本人と関わっているんだろう」と若干軽蔑、というか腹立たしい気持ちになったことがあります。

今思うと私には全く関係ないし、その人たちに自分の価値観を押し付けるのはお門違いなのに。

率直に当時の自分の気持ちを思い返すと、なんだかカナダワーホリに人生の全てを掛けていて、必死で、いつも焦燥感を抱いていました。

「日本にいる時の自分とちがう自分でならなきゃ」
「確実に成長しなきゃ」

なんだか戦闘モードで、せっかく歩み寄ってくれた日本人にも一定の距離を置いていたと思います。

まとめると、ただ意地を張っていただけですね。

もし、今当時の自分と話せるなら「そんな意地早く捨てて楽になりな」と言いたいです。
きっと過去の自分は「うるさい」とぶった切るのでしょうが…

日本人のつながりが超重要な3つの理由

そんな日本人を避けていた私でしたが、渡航して半年を過ぎた頃から(遅い…)様々な出来事をきっかけに日本人のつながりが実は超重要だったことに気付いたのです。

今思うと「もっと早く気付けたら良かった」と後悔が大きいです。

具体的にどんな場面で日本人のつながりの重要性を感じたのか、ひとつずつ紹介します。

1、精神的に辛い時に母国語で心置きなく話せる

とにかく精神的に辛い時は、母国語で心置きなく話せる人がいるのはとても重要です。

もちろん、LINEや電話で日本にいる友達に話しても良いのですが、共感が得られにくかったり、そもそもの背景から説明しなければならず、イマイチ伝わらないことが多かったです。

例えば、渡航してすぐ英語の壁を感じて、話せない自分にもどかしさを感じて悔しかった時がありました。

そこで、日本にいる友人に電話したのですが、
「カナダに行っただけで偉いし、すごいよ」

と言われ、確かにちょっと気持ちは前向きになったのですが、すっきりしきれない気持ちを強く感じたのをよく覚えています。

そんな時に自分と同じようにワーホリで渡航している日本人の友達に出会い、同じ悩みを話したところ

「ネイティブスピーカーってそんなにすごい?だって彼らは英語が母国語で、英語しか話せないんだよ?私たちは母国語の他に英語まで話している。そっちの方がよっぽどすごいから。英語が話せないことで馬鹿にされるなら『日本語話してみなよ』と逆に言ってみれば?」

とめちゃくちゃ強気発言で励まされました。

それ以降、自分と同じように英語の壁を感じて悩んでいる人には「私の友達の受け売りだけど…」と前置きしたうえで同じ言葉を伝えるようになりました。

同じ環境や状況を共有している日本人同士だからこそ、共感や共鳴し合えることがあります。

「困った時はお互い様」とよく言いますが、まさにそれです。

2,仕事や家を探す時に日本人の人脈が活かせる

2つ目は、ワーホリ生活に欠かせない仕事と家探しに日本人の人脈が非常に役立つからです。

仕事と家探しに人脈が必要なのは別の記事でも紹介しています。

「人脈なら別に日本人でなくても現地のつながりを見つければ良い」

と私も最初は思っていましたが、いきなり現地に暮らしているネイティブスピーカーと友達になるのは現実的ではありません。

渡航初期からネイティブレベルに話せて、現地にすでに知り合いがいれば話は別ですが、最初は英語力にも課題があって、現地に知り合いは誰もいない状態で渡航する人がほとんどですよね。

そうなると、やはり最初は母国語でコミュニケーションが取れる日本人のツテが必要になってくるわけです。

特にワーホリで渡航している人の場合、帰国時に自分のリプレイスとして働いてくれる人や、シェアハウスに住んでくれる人を探していることがよくあります。

ゼロから仕事や家探しをするよりも圧倒的に効率的に、かつ良い条件に出会える可能性が高まります。

日本人のつながりを多く持っていた友人は、かなり好条件のシェアハウスに引っ越していたり、魅力的な職場を見付けたりしていました。

3、トラブルや緊急事態の時に頼れる

3つ目は、トラブルや緊急事態の時に頼れるからです。

幸い、私は直接的な事件やトラブルに巻き込まれたことはありませんでしたが、体調を崩して日本人の医療通訳の方に大変お世話になりました。

当時の詳細はこちらの記事で紹介しています。

現地で生活できるレベルの英語力はあったとしても、医療英語や現地の医療制度の詳細の理解まではできない。

そんな時は現地のプロの日本人に頼るのが一番でした。
体調を崩して心細い時に、頼れる存在がいることは本当に安心できます。

他にはシェアハウスの詐欺トラブルなどがよくあります。

私はひっかかる一歩手前で友人に「それ詐欺だよ!」と教えてもらって気付けたので被害はありませんでしたが、中にはすでにデポジットを支払ってしまって、引っ越しの日に家に行ったら別の人が住んでいた。というトラブルに巻き込まれた人もいるようです。

トラブルに巻き込まれた時には自分もパニックになりますし、そもそも問題に気付けない可能性も高いです。

そんな時に気兼ねなく話せたり警鐘を鳴らしてくれる日本人の知り合いがいることはかなり支えになります。

ワーホリで日本人とは距離を置きたいと思っているあなたに伝えたいこと

ワーホリで渡航して最初の頃、日本人を避けていた私だからこそ同じように考えている方に伝えたいことがあります。

私と同じように渡航して半年も経ってから気付く…では遅いからです。

もっと早い段階で日本人とのつながりの重要性に気付いていればできたことや、防げたこと、プラスの方向に動いたことがたくさんあると思います。

これからワーホリで渡航する人の参考になれば幸いです。

「日本人だから」で線引きすると貴重な出会いを逃す

「日本人だから距離を置こう」

相手のことを知る前から一線を引いてしまうのは、本当にもったいないです。

本当はあなたに必要だった貴重な出会いを逃すかもしれません。
それは男女問わず言えることだと思います。

日本人・ブラジル人・韓国人など国籍や人種で判断する前に、ひとりの人間として見ることがとても大切です。

同じ日本人であったとしても価値観や考え方があなたと全く同じ人はひとりもいません。
逆に他の国籍や人種の人でもあなたと近しい価値観や考え方を持っている人もいます。

国籍や人種が人格を決めるわけではないからです。
その人がこれまでどんな人生経験を重ねてきたか、どんな思いを持って同じ時に同じ場所にいるのか。
それが重要なのではないでしょうか。

私はワーホリで本当に素敵な日本人に出会えました。

私より6歳も年下なのに、生き方も考え方も惚れ惚れするぐらいかっこいい女子大生。
彼女とは帰国してからも仲良くしていて、今でもよく彼女に人生相談をしています。

実家暮らしで料理がほとんどできなかった私に、味の素と塩の違いを教えてくれた大学生。
バカにせずに根気よく料理を教えてくれてありがとう(笑)

永住権取得を目指していた私と同年代の女性。
これまでの経験談を聞いていると、私だったらストレスで発狂しそうになるところを、持ち前のレジリエンスで生きている姿がめちゃくちゃかっこよかった。

まだまだたくさんいますが、とにかく日本人だからと避けていたら絶対に出会えなかった人たちです。

その人たちの出会いは今の私に大きなインパクトを与えていますし、あの時・バンクーバーで出会えて本当に良かったと思えます。

きっとあなたにもそんな人が現れるはずです。
どうか「日本人だから」と毛嫌いせずに、素敵な出会いを実らせてください。

日本人を避ければ英語力が高まるわけではない

2つ目は、日本人を避けていれば英語力が高まるわけではないということ。

現地のイングリッシュスピーカーと仲良くなれば、英語を話す機会が増えるので英語力が高まる。
よく聞きますが、それはあなたがどの程度の英語力を備えているかによります。

最初から基本的なコミュニケーションが取れるレベルの英語力があれば、現地でイングリッシュスピーカーの友達を作って、より英語力を高められる可能性は高まります。

ただ、英語力がほとんどなくて、基本的なコミュニケーションもできないレベルだと、まずイングリッシュスピーカーの友達を作ることは難しくなります。

もちろん仲良くはなれるかもしれませんが、向こうがあなたの英語力に合わせて話してくれるので、英語力を高める方向には進まないでしょう。

私は最初の頃、語学学校にいる日本人を避けて、ミートアップに参加したり、ホストファミリーが誘ってくれる教会の集まりに出掛けたりしましたが、基本的な英語でのコミュニケーションに課題があったので、毎回同じように自己紹介をして、あとは周りの会話を居心地悪そうににこにこしながら聞いていただけでした。

正直かなり苦痛で孤独でした。

英語も話せない。
友達もできない。
渡航したばかりで不安だらけ。

さらにバンクーバーの雨季の時期、冬だったのでビタミンD不足で気分は最悪でした。

もう耐えられなくなって、語学学校で出会った日本人に気持ちを話したところ意気投合し、とても楽になりました。

それ以降は「日本人は避けるべき」という変なこだわりを捨てて、日本人とも積極的にかかわるようにしました。

そして、そこで出会った日本人の友達きっかけに、イングリッシュスピーカーの友達ともかかわりが広がっていきました。

英語力は、IELTSを受験したり、スタバで英語で接客したりしたことで鍛えられたと感じます。

もちろん、友達との英語でのコミュニケーションも英語力を高める一助になったとは感じますが、あくまでも友達は友達。
英語力を高めるために付き合っていたわけではないので、あまりそういった感覚はありません。

大切なのは誰とどう付き合うかということ

「せっかく1年しかないワーホリで海外に来たのに、日本人とばかり付き合っていたら日本にいるのと変わりないじゃないか」

私もそう思います。

誤解しないでいただきたいのが、私は「ワーホリで日本人とだけ付き合いましょう」と言っているわけではないのです。

あくまで「ワーホリで日本人のつながりを持っておくことは大切」と伝えたいだけなのです。

なので、大切なのは誰とどう付き合っていくかということ。

四六時中日本人の友達と日本語でコミュニケーションを取っていたら、確かにそれは日本にいる時と変わりません。

自分の中で良いバランスを見つけられると良いと思います。

英語で現地の文化に合わせて生活する時間と、日本語で心置きなく過ごす時間。

どちらも同じぐらい必要です。

これは人によると思いますが、日本人で日本の文化が染みついている私が、いきなり24時間、365日英語でカナダの文化の中で生活するのはとてもストレスの大きいものでした。

その時に緩衝材になってくれたのが日本語と同じ慣習を持っている日本人の友達でした。

時々そういった日本人の友達と話すことで、悩みや不安を解消できた場面がいくつもありました。

なので、要は誰とどう付き合って、自分のバランスを取るかだと思います。

私が渡航したのは、日本人が多いとよく話題にあがるバンクーバーです。
実際にバンクーバーには日本人が多いのか?

外務省が発表している数値からその真相を探ってみました。
ご興味のある方はぜひご覧ください。

まとめ

ワーホリで日本人と距離を置きたいと思っている方に、私のワーホリ体験談を元にお伝えしたいことをいくつか紹介しました。

いろいろな考え方があるので、これが全てだとは決して言いませんが「こんな考え方もあるんだ」程度に参考にしていただければ幸いです。

何よりもせっかくワーホリに行ったのに、自分で自分の首を絞めて苦しい思いだけはしないで欲しい。
ということ。

出会いって奇跡なんですよね。

急にロマンチストのようなことを言いますが、同じ時間・場所で人が出会う。
確率でいうと、ものすごいことなんじゃないかと思うのです。

どうかその出会いを無駄にせずに、活かしてください。
きっと今後のあなたの糧になるはずだから。

「日本人だから」で一括りにせずに、ひとりの人として付き合ってみると、新しい発見があって、もしかすると親友になれるかもしれませんよ。

ポイント

ワーホリで日本人のつながりが超重要な理由

  • 精神的に辛い時に母国語で心置きなく話せる
  • 仕事や家を探す時に日本人の人脈が活かせる
  • トラブルや緊急事態の時に頼れる

ワーホリで日本人とは距離を置きたいと思っているあなたに伝えたいこと

  • 「日本人だから」で線引きすると貴重な出会いを逃す
  • 日本人を避ければ英語力が高まるわけではない
  • 大切なのは誰とどう付き合うかということ
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