コロナ、円安、物価高騰。
今後の生活に不安が募るような問題が次から次へと起きている現代。
日本で当たり前のように仕事をして、生活を紡いでいくことが前よりも難しくなってきていると感じているのは、きっと私だけではないはずです。
自分のやりたいことや夢を叶えるのに日本というフィールドには限界がある。
世界を舞台に活躍できる人になりたい。
そう思った時に求められるスキルって一体なんだろう?
実際にワーホリでカナダに滞在し、就労ビザを取得した筆者が自身の経験を元に世界で活躍するために必要な7つのスキルを紹介します。
世界で活躍するために必要なスキルとは?
活躍の舞台を日本から世界に広げた時に必要なスキル。
必要なスキルやリソースを考え出すときりがないかもしれませんが、私が考える世界で活躍するために必要なスキル、7つを紹介します。
※あくまで個人の主観です。
これ以外にも必要なものやこと、運や縁などはあると思います。
参考程度にご覧いただけると嬉しいです。
1、英語力
1つ目は言わずもがな英語力です。
日本以外で生活や仕事をする時に、圧倒的に必要になるスキルです。
食事をする
買い物をする
仕事の面接を受ける
もちろん国にもよりますが、一般的に世界共通語として通じる言語は英語です。
では、どの程度の英語力があれば世界で活躍できるのか?
結論、人による。
が行きつく答えになります。
生活基盤は海外だけれど、仕事は日本語。
この場合は日常英会話ができる程度で問題ないでしょう。
逆に、生活基盤は日本だけれど、仕事は英語。
こうなると英語でビジネス上のやり取りができるレベルが必要になります。
自分がどこで、何をしたいかによって求められる英語力は変わってくるということです。
私は今のところすぐに海外に渡航する予定はありませんが、いつか出たい。
そう思っています。
ただ、ビジネスチャンスを広げるためには、より高度な英語力(ビジネス英語)も身に付ける必要があると感じています。
母国語ではない英語。
やはり日々勉強です。
そろそろまたTOEICも受験し直そうかなとも考えています。
2、サバイバル能力
2つ目はサバイバル能力。
生命力とも言い換えられます。
健康であって初めてやりたいことができるわけです。
心も体も健康でどこででも生きていける力、サバイバル能力。
私はもしかすると英語力より必要かも?
と思ったりします。
なぜかって…
「水が合わない」という言葉がありますが、海外で生活する時に、実際に気候や食べ物が合わなくて体調を崩しやすくなるのは事実です。
いくつか体験談を置いておきます。
また、治安の面でも日本ほど安全な国はそうそうありません。
危機察知能力「ここにいると危ないかもしれない」と認識して、危険を回避できる力も生きていくために非常に重要なスキルです。
常に警戒心むき出しで生きていかなくてはいけない。とまでは言いませんが、自分の身を自分でしっかり守れるぐらいの危機管理能力は必要でしょう。
3、情報収集能力
3つ目は情報収集能力。
情報は大きな武器だと私は思います。
よく情報に弱い人を”情弱”と言いますが、情弱では世界で活躍していくのは厳しいでしょう。
海外の制度や歴史、文化など様々な情報を蓄えておくと、思わぬチャンスを手に入れられるからです。
特に海外で生きていこうとした時、ビザ問題は常に付きまといます。
合法的に自分が希望する期間滞在するために取得すべきビザは何なのか?
国や地域によってビザの種類も取得に必要な条件も全く異なるので、最新の正しい情報を収集できるかどうかはとても大切なポイントです。
実際、私もカナダで就労ビザを取得する時にいろいろなサイトを調べて情報を集めまくった記憶があります。
情報や知識に貪欲であることは、日本で活躍するにあたってもアドバンテージになります。
机に向かって勉強することだけが情報収集することではありません。
何気なく眺めるSNSやニュース。
そういった身近な情報源にいかに敏感になれるか?
アンテナを常に高くしておくのも効果的でしょう。
4、洞察力
4つ目は洞察力です。
物事の本質を見極める力です。
「いつ実行に移すべきなのか」
「どこでやるべきなのか」
世界で活躍したいと思った時に、ついつい渡航先やビザといった目先のことに振り回されがちになります。
でも、その動機の本質は何なのでしょうか?
海外で私は、あなたは、何がしたいのか?
目先のことに囚われずに、しっかり本質を見極めないと軸がぶれるので、近道を選んだはずが実は遠回りだった。
という可能性もあります。
突然重要な選択を人生から迫られても鋭い洞察力があれば、行きたいゴールにしっかりと歩いていけるはずです。
5、コミュニケーション能力
5つ目はコミュニケーション能力です。
海外で生活する、仕事をする時に欠かせない力のひとつ。
コミュニケーション能力。
英語でのコミュニケーションが取れることももちろんですが、まずは母国語である日本語でもコミュニケーションが取れることはとても大切だと思います。
そもそも、日本語でもコミュニケーションが取れない人がいるので…
自分の意思を相手に伝わるように話せる。
当たり前にできることに思えて、実は一番難しいことだったりするなと最近思います。
メールや電話、slackやインスタなどコミュニケーションを取るツールが増えてきている中で、適切な意思疎通が図れることは非常にベーシックで重要なスキルでしょう。
6、実行力
6つ目は実行力です。
「世界で活躍したい」と思っている人
全員が実際にそれを叶えられているかというと、そうではないはずです。
こんな偉そうなことを書いている私も、まだその夢を叶えられたわけではありません。
そこで必要になってくるのが思いを行動に移せる実行力。
「やりたい」
「やってみたい」
と思ったことは実際に動き出してみないと形になりません。
あくまであなたの思いの中のもので、外に出てきません。
いろいろとプランを立てて、やりたい方向性を見つけたらあとは行動に移すだけ。
意外と一番必要な力だったりするかもしれません。
7、ストレス耐性
7つ目はスキルとは少し異なりますが、ストレス耐性です。
世界で活躍したい。
国の垣根を超えてどこででも生きていけるようになりたい。
そう思って動き出すと、予想外のトラブルやアクシデントに見舞われることがあります。
自分の力ではどうがんばっても解決できないような問題に遭遇した時、きっとストレスを感じるはずです。
そのストレスにつぶされず、自分の中で落としどころを見つけて気持ちの処理をする。
中長期的に活躍の幅を広げていく時に求められることだと思います。
私は、カナダのスタバで就労ビザをやっとの思いで取得してすぐに、コロナ解雇にあいました。
コロナ禍において、私のようにやりたかったことを諦めたり、予定通りに事が進まなくなったりした人は本当にたくさんいると思います。
コロナが原因なので、誰も責められないし、自分で消化するしかない。
大きなストレスが加わります。
そんな時であっても、ストレスに押しつぶされず、上手く気持ちを調整できるレジリエンス。
これから必要になる重要な力だと思います。
まとめ
私が考える世界で活躍するために必要な7つのスキルを紹介しました。
生活の場所を選ばずに活躍できるようになることは、これからの社会でとても重要なポイントになってくると思います。
今すぐに動けなかったとしても、今あるスキルをより高める準備をすることはできます。
「海外で活躍したい」
まずはその思いを持てていることですでにスタート地点に立てているのではないでしょうか。
ポイント
私が考える世界で活躍するために必要なスキルとは?
1、英語力
2、サバイバル能力
3、情報収集能力
4、洞察力
5、コミュニケーション能力
6、実行力
7、ストレス耐性