カナダで生活していると、生活のふとした場面で「これがあったら便利なのに」という生活の不便さを感じることがあります。
「ちょっと100均で買ってこよう」と思っても、カナダの100均(ダラーストア)ではちょっと事足らなかったり、日本のダイソーも進出していますが、そもそも100円ではなかったり…。
そこで、今回はカナダ生活で役立つ、日本から持ってくると便利な7つのものを紹介します。
どれも日本では当たり前のように使っているものばかり。
中には100均で簡単に購入できる物も。
これからカナダに留学やワーホリなどで渡航する方が、荷造りをする時の参考になれば幸いです。
今回紹介するのはカナダ全般、どの都市で生活するのにも役立つグッズですが、特にバンクーバーで必要と感じたグッズに関してはこちらの記事でも紹介しています。
いくつか今回と重なるものもありますが、何を持っていこうか悩んでいる人に役立つ内容になっているので、合わせてご覧ください!
1、小さいピンチハンガー
洗濯物を干す以外にも使える!万能ツール
まず、カナダは洗濯物を外に干す文化がありません。
というか、街中のマンションやアパートには物干し竿のような干す場所がない!
一般的なコンドミニアムには洗濯機と乾燥機がセットで付いています。
ただ、女性だと下着やおしゃれ着のような物は乾燥機にかけたくないですよね。
そこで小さいピンチハンガーの出番です!
ポイントが”小さい”こと。
小さいとスーツケースの隙間に入れられますし、クローゼットの空いているスペースやドアノブなどを使って干せるのでとても便利!
小さいピンチハンガーは洗濯物を干す以外にも、ちょっとした物を干すのにも使えるので、1つあると意外と役立ちます。
2、洗濯ネット
カナダの洗濯機はデストロイヤー!?
洗濯つながりで2つ目に紹介するのは洗濯ネットです。
カナダの洗濯機や乾燥機は、これでもかというぐらい洗濯物を乱暴に扱うデストロイヤー。
破壊神。
服をズタズタにするのが大好き。
なぜ、ここまで言うのかというと、私が日本から持ってきたお気に入りの白シャツを、カナダの洗濯機はビリビリに破いてしまったからです!
カナダの洗濯機には、日本のような豊富な洗濯コースはなく、あったとしてもHard・Medium・Lightの3種類ぐらいだったりします。
「とりあえず汚れが落ちればいいでしょ?」程度の洗濯機です。
なので、薄手の物や破れたら困るような衣類は、洗濯ネットに入れるのをおすすめします。
むしろ、洗濯ネットすら破かれたことがあるので、洗濯ネットも何枚か持ってきた方がいいかもしれません。
3、折り畳み傘
日本の折り畳み傘のコスパとクオリティーは世界一!
3つ目は折り畳み傘。
カナダには、日本のコンビニで当たり前に手に入るビニール傘が売っていません!
折り畳み傘か普通の傘がドラッグストアやスーパーで販売されているぐらいです。
しかも、傘のクオリティーやデザインもさして特別というわけでもないのに、重かったり地味だったりして、価格は大体15~20ドルぐらい(約1,000円~1,600円)とまあまあなお値段です。
日本だと100均で買うこともできますし、カナダと同じ価格帯で、自動開閉機能が付いていたり、逆折り式で傘を閉じた時に濡れないような工夫が施されていたりする優秀な折り畳み傘を購入できます!
ちなみに、カナダにいる友達にプレゼントを送る時に、日本の折り畳み傘を入れたら、そのデザインとクオリティーの高さにとても感動していました。
日本の折り畳み傘のコスパとクオリティーは、やはり世界一です!
4、防寒グッズ
カナダの中でもトロントやモントリオールなどの地域では、冬になると氷点下まで冷え込むこともあり、防寒グッズは必須です!
ユニクロの防寒グッズは最強
マフラーや手袋といった防寒グッズもいいですが、やはり私がおすすめしたいのは、ユニクロの防寒グッズです。
ヒートテック
ヒートテックは本当に何枚あっても困らない!
最近では極暖とか超極暖という強者も販売されていますよね。
ヒートテックを着ている日と着てない日では、体感温度が10℃ぐらい違う気がします(笑)
ウルトラライトダウン
ウルトラライトダウンは、持ち運びも楽だしかさばらないし、旅行に持っていくのにぴったりの商品です。
特に、スーツケースに荷造りする際に、防寒グッズのコートやダウンは幅を取りますよね。
でもウルトラライトダウンなら、くるくるっと丸めてスーツケースの隙間にすっぽり収まるので邪魔にもなりません!
本当に寒いときは、ダウンの下にウルトラライトダウンを着るという二刀流を使っていました。
ユニクロはカナダにも進出しているので、現地で購入もできます。
しかし難点が2点。
まず、価格が日本よりもちょっと高い!
カナダドルで買うからかもしれませんが…
そしてサイズが海外向けで大きめ!
私は日本ではレディースのLサイズを着ているのですが、カナダのユニクロでLサイズを試着したら、驚くほどダボダボで、Sサイズでぴったりでした。
もしかすると、カナダのユニクロでは自分に合うサイズがない可能性もあります。
自分に合うサイズが確実にある日本のユニクロで購入しておいた方がベターでしょう。
5、歯ブラシ
虫歯予防のためにもしっかり磨ける歯ブラシを
5つ目は歯ブラシです。
カナダのドラッグストアでも歯ブラシは売っていますが、ヘッドの部分が日本の物と比べると大きいので少し磨きづらいのが難点です。
海外保険に入っていても、歯科治療は保険がきかないことが多いので、虫歯予防のためにもしっかり磨ける歯ブラシを使うことをお勧めします。
6、浄水フィルター付きウォーターボトル
水道水も飲めるけれど…
「海外の水道水は飲むとお腹を壊す」
と言われることがありますが、カナダの水道水はそのまま飲んでも問題ありません。
それでも、しっかりと浄水された水を飲みたいという人は多いですよね。
そこで便利なのが、浄水フィルター付きのウォーターボトルです。
カナダには自動販売機がないので、ペットボトル飲料はスーパーか、どこかのカフェやファストフード店でドリンクを買うしかありません。
ただ、いつも飲み物を買っているとお金がかかりますよね。
私は日本からブリタの浄水フィルター付きボトルを持参していたおかげで、上手く節約できました。
このウォーターボトル、定期的にフィルターを交換すればいつでも使えます。
600mlとかなりたっぷり入れられて、洗いやすいので使い勝手も抜群!
例えば、旅行に行った先でスーパーやコンビニが見付からない時もこれがあれば困らないし、もし途中でなくなってしまったら、スタバで頼めば補充してもらえますよ!
スタバに限らず、どこのカフェや飲食店でも、きちんとお願いすれば、ほとんどの所で水の補充はしてもらえるはずです。
カナダのスタバで働いていると、1日10回ぐらいは空のボトルを渡されて「水入れてくれない?」と頼まれることがあります。
忙しい時に言われるとちょっと困りますが、ボトルに水を補充するだけの人でも全然OKです!
7、室内用スリッパ
「海外=部屋の中も土足」ではない!
「海外=部屋の中も土足」というイメージがありますが、実際にカナダで生活してみると、多くの家庭が室内では靴を脱いで生活しています。
やはり、土足のまま室内に入るのは部屋も汚れますし、衛生的ではないということからか、室内では裸足や靴下で過ごすのがほとんどです。
ただ、洗面所(トイレ)にスリッパを置く習慣がないので、裸足や靴下のまま洗面所に入ることになります。
キッチンや洗面所といった水回りを裸足で歩くのにはちょっと抵抗がある人もいますよね。
そこで、スリッパを持参しておけば、室内も自分の足も汚さずに過ごせます!
ちなみに、カナダの100均(ダラーストア)でもスリッパはあるのですが、ゴム製だったり、とても安っぽかったりと使い心地はあまり良さそうではありませんでした。
日本の100均のスリッパの方が履き心地も、物持ちもいいでしょう。
まとめ
カナダ生活で役立つ日本から持っていきたいものを紹介しました。
どれも100均で購入できたり、日本で生活していると特別に感じない物ばかりですが、カナダで生活していると、日本の当たり前のものがどれだけすばらしかったのか気付きます。
せっかくのカナダ生活。
現地で少しでも心地よく生活できるように、日本から持っていくアイテムを工夫してみてはいかがでしょうか。
ポイント
<カナダ生活で役立つ!日本から持っていきたい7つのもの>
1、小さいピンチハンガー
2、洗濯ネット
3、折り畳み傘
4、防寒グッズ
5、歯ブラシ
6、浄水フィルター付きウォーターボトル
7、室内用スリッパ