ワーホリや留学で来て、カナダのスターバックスで働きたい人。
結構いるのではないでしょうか。
「でも、英語での接客やドリンクの作り方を覚えるのは大変なのでは?」
「採用される基準は?」
など、きっと様々な疑問がありますよね。
今回は、バンクーバーのスターバックスでSSVとして働いた経験のある筆者が、体験談をベースにカナダのスターバックスでバリスタとして働く方法を紹介します。
ワーホリでカナダのスタバで働ける?
カナダのスタバで働きたい!
でも、どうやって?
という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
カナダのスタバで働くための具体的な方法が知りたいという人に向けて、別の記事で詳しく紹介しています。
コミュニケーションが成り立つ英語力があれば働ける!
コミュニケーションが成り立つ英語力があれば、カナダのスタバで働くことはできます。
カナダのスタバで働きたいと考える人の多くが気になるのが英語力ではないでしょうか。
確かに英語力は大切なポイントで、お客さんとのコミュニケーションや同僚とのやり取りがスムーズにできないと仕事になりません。
しかし、スタバで使う英語はビジネスシーンで使うようなフォーマルなものではなく、あくまで日常会話レベルの英語です。
具体的にTOEICやIELTSのスコアが求められているわけではないので、明確な基準はありません。
感覚的な表現になりますが、カナダで生活するにあたって英語でのコミュニケーションに困らないレベルであれば問題ないでしょう。
採用のカギはお店との運×縁×タイミング
英語力も採用に大きく影響しますが、それ以上に採用のカギを握るのは、お店との運×縁×タイミングです!
私が採用されたのも、この3つがばっちりかみ合ったからでした。
どんなに英語ができる人でも、お店側が募集していないと採用につながりません。
逆に、英語力には少し課題が残るけれど、お店が人員を必要としているところにあなたが来たとしたら、採用される可能性もあるというわけです。
カナダのスタバで採用される基準は?
1、コミュニケーションが成り立つレベルの英語力
先ほども少し触れたように、コミュニケーションが成り立つレベルの英語力はとても大切です。
ここでポイントなのが、コミュニケーションが成り立つレベルというところです。
なにもビジネス英語とかネイティブスピーカー並みの英語力が必要というわけではありません。
もちろん、英語力は高ければ高いほど素晴らしいですし、採用される確率も格段に上がります!
しかし、その店舗によりますが、英語力よりもその人の人間性やポテンシャルといった部分を評価するマネージャーや採用担当がいるのも事実です。
よく、カナダのスタバで働いていると話すと「英語ができるんだね」と言っていただくことがありますが、正直私よりも英語ができる人なんてたくさんいます。
私も、採用された当初はカナダに来て2ケ月のひよっこで、語学学校に通って英語を勉強している最中の人間でした。
それでも採用に至ったのは、たまたまその店のニーズや相性が合致し、タイミングが良かったからではないかと考えています。
英語力があることは絶対条件ですが、自分を過小評価して「ちゃんと喋れる自信がないから」と諦めてしまわず。あえて自信満々でチャレンジしてみるのも方法です!
2、自己アピール力と笑顔!
2つ目は、自己アピール力と笑顔です。
英語力に課題があった私がなぜ採用されたのか、本当のところは分かりません。
ただ、私は面接で笑顔で自分をアピールしまくりました(笑)
具体的に言うと、自分のこれまでの経験や採用後のビジョンまで、英語の文法や言い回しなど細かいことは気にせずにとにかく喋りまくりました。
日本のスタバに行くと、どのバリスタも笑顔ではきはきしていてコミュニケーション能力高めだなあと感じますよね。
カナダも基本は同じです。
採用するとしたら、暗い人よりは明るい人。
無口より、よく話すコミュニケーション能力のある人。
なので、文法や言い回しが多少間違ったとしてもそれをカバーできるぐらいの笑顔と喋りがあれば、採用後のカスタマーサービスでも意外となんとかなります!
3、日本のスターバックスでの経験があるとベター
3つ目は、日本のスタバ経験があるとベターだということです。
私の同僚や、日本人の友達でカナダのスタバで働いている人の中には、母国のスタバで働いた経験があるという人が多いです。
私のマネージャーも、スタバ経験のある人を積極的に採用していました。
やはり、未経験者よりスターバックスのことをある程度理解している人の方が、英語環境でも働きやすいというのはあります。
ただし、スタバ経験がないと採用されないというわけではありません。
あくまで経験があるとベター。
という程度のものです。
なので、スタバに限らず日本でバリスタの経験がある人は、ぜひチャレンジしてみてください!
申し込み方法
① 直接レジュメ(履歴書)を渡しに行く
直接レジュメ(履歴書)を渡しに行くのが、カナダのワーホリに来たほとんどの人が行うやり方ですね。
いろいろなスタバを巡ってみて「ここで働きたい!」という所を見つけたら、ぜひ乗り込んでみましょう!
カナダのスタバでは、人の入れ替わりが激しいので、基本いつも募集しています。
店の入り口や見える所にWe are hiring(求人募集中!)という看板があるので、バリスタに声を掛けてください。
ただし、そういは言ってもスタバの場合、直接レジュメを受け取ってもらえないことがほとんどです。
大体「公式サイトから応募して」とサイトからの申し込むように案内されます。
② 公式サイトから応募
そこで、2つ目の方法が公式サイトからの応募です。
日本のスタバに応募する時にも、公式サイトから応募しますが、それと同じです。
自分が希望する店舗の住所を入力して、必要な情報を入力するとメールがくるので、そこから面接日を決めていくという流れです。
ただし、このサイトに掲載されていない店舗もあります。
ライセンスストアと呼ばれるホテルやショッピングモールの中に入っている店舗だと、システムが異なるため公式サイトにはありません。
ちなみに、私が働いているストアはライセンスストアなので、公式サイトには載っておらず、直接レジュメを渡しに行きました。
③ ハイヤリングイベントに参加する
3つ目の方法。
ハイヤリングイベントへの参加。
そもそも、ハイヤリングイベントとは、近隣のスタバの店舗が合同で行う、いわば合同就職説明会のようなものです。
このイベントは不定期で行われていて、お店に案内が掲示されている時があり、日時や場所が指定されています。
イベント会場はもちろんスタバの店舗です。
それぞれの店舗のマネージャーや採用担当の人がおり、簡単な面接を行います。
そこでの感触が良ければ、後日連絡が来て採用されるという形です。
ただし、この場合、面接をした会場の店舗で採用される場合もあれば、別の店舗という場合もあり、自分が働くお店が分からないということもあります。
インタビューの内容
私がインタビューをする前に、一番気になったのが質問の内容でした。
そこで、私がインタビューで聞かれた内容を思い出せる限り紹介します!
基本的な質問
●パートタイム/フルタイムのどちらを希望しているか
●ビザの種類と期限
●学生か?どこの学校に通っているか
●住所と通勤にかかる時間(オープンができるかどうか)
トリッキーな質問
●強みと弱みは何?
●自分の人生に最も影響を与えた出来事は?
●ここであなたが働くことは、私たち(スターバックス)にどんなメリットがある?
まとめ
バンクーバーのスターバックスで働いていて強く感じることは、コーヒー文化がカナダ人の生活に深く根付いているということです。
みんな自分のお気に入りのカスタマイズのマイドリンクがあって、お気に入りのストアがある。
まさに、サードプレイスという響きにぴったりの自宅や職場の次によく訪れる場所なんだなということを感じます。
「カナダのスタバで働きたい!」という人のお役に立てれば嬉しいです。
ポイント
<ワーホリでカナダのスタバで働ける?>
・コミュニケーションが成り立つレベルの英語力があれば働ける!
・採用のカギはお店との運×縁×タイミング
<カナダのスタバで採用される基準は?>
1、コミュニケーションが成り立つレベルの英語力
2、自己アピールと笑顔!
3、日本のスターバックス経験があるとベター
<申し込み方法>
① 直接レジュメ(履歴書)を渡しに行く
② 公式サイトから応募
③ ハイヤリングイベントに参加する
<インタビュー内容>
●基本的な質問
・パートタイム/フルタイムのどちらを希望しているか
・ビザの種類と期限
・学生か?どこの学校に通っているか
・住所と通勤にかかる時間(オープンができるかどうか)
●トリッキーな質問
・強みと弱みは何?
・自分の人生に最も影響を与えた出来事は?
・ここであなたが働くことは、私たち(スターバックス)にどんなメリットがある?